【 LIVE配信・WEBセミナー】

硫化物系固体電解質の概要、構造、技術課題および全固体電池の開発と劣化解析・評価の最新動向

★2026年3月25日WEBでオンライン開講。産業技術総合研究所 佐野氏、大阪公立大学 森氏、株式会社コベルコ科研 阿知波氏、株式会社日産アーク ご担当者様が、【硫化物系固体電解質の概要、構造、技術課題および全固体電池の開発と劣化解析・評価の最新動向】について解説する講座です。

■注目ポイント

★Li2S-P2S5(硫化リチウム-五硫化二リン)系固体電解質材料、透過型電子顕微鏡を用いた電池材料研究について、劣化メカニズムやドライルーム環境での変化事例を交えた硫化物系固体電解質の耐水性について、また全固体電池の開発・評価に必要な電気学評価、物理解析、化学分析等について分析会社の視点で実例を交えて解説!

セミナー番号
S2603319
セミナー名
硫化物固体電解質 全固体電池
講師名
  • 第1部  産業技術総合研究所  電池技術研究部門  佐野 光 氏
  • 第2部  大阪公立大学  大学院工学研究科 物質化学生物系専攻 マテリアル工学分野 / 教授  森 茂生 氏
  • 第3部  株式会社コベルコ科研  技術本部 EV・電池ソリューションセンター EV・電池解析技術室  阿知波 敬 氏
  • 第4部  株式会社日産アーク     髙坂 晋平 氏
開催日
2026年03月25日(水) 11:00-16:50
会場名
※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です
受講料(税込)

【1名の場合】60,500円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。

詳細

定員:30名

※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたしますので、しばらくお待ちください。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。

※ セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURL、事前配布資料のパスワードについては、別途メールでご案内いたします。基本的には、事前配布資料はマイページからのダウンロードの流れとなります。なお、事前配布資料については、講師側の作成完了次第のお知らせになりますので、この点、ご理解のほどお願い申し上げます。

※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。

※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。

※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。

※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。

※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。

※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。


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【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】

■本セミナーの主題および状況(講師より)

★地球温暖化対策や脱炭素社会実現に向けた国際的な動きが加速するなか、EVシフトは世界的に注目を集めています。電気自動車の普及を後押しするために、急速充電や航続距離延長の観点から高入出力、高エネルギー密度の次世代蓄電池が必要とされています。

★次世代エネルギー技術として注目される硫化物全固体電池は、従来のリチウムイオン電池を超える性能を有するとして期待されています。その鍵を握るのが「硫化物固体電解質」という材料です。しかし、この材料はわずかな水分で変化するという繊細な性質を持っています。

★無機固体電解質の1つである硫化物系電解質は、酸化物系よりも高いイオン伝導度を有し、広い電位域において電気化学的に安定であることから、全固体電池への応用が期待されている。

■注目ポイント

★硫化物系固体電解質の耐水性に関する知見を劣化メカニズムやドライルーム環境での変化事例を交えてわかりやすく解説

★硫化物系ガラス電解質に着目し全固体電池における熱的安定性評価、耐水性評価の一環として透過型電子顕微鏡を用いた加熱状態や耐水性に関する微細構造観察の実験技術について解説!

★全固体電池の開発・評価に必要な電気学評価、物理解析、化学分析等について分析会社の視点で実例を交えて解説!


講座担当:牛田孝平

≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫

【第1講】 硫化物固体電解質の耐水性

【時間】 11:00-12:00

【講師】産業技術総合研究所 電池技術研究部門 佐野 光 氏

【講演主旨】

 次世代エネルギー技術として注目される硫化物全固体電池は、従来のリチウムイオン電池を超える性能を有するとして期待されています。その鍵を握るのが「硫化物固体電解質」という材料です。しかし、この材料はわずかな水分で変化するという繊細な性質を持っています。本講座では、なぜ水分が問題になるのか、どのような現象が起きるのかを、解説します。持続可能な社会に向けた取り組みの一例を一緒に見つめてみませんか。


【プログラム】

1. 全固体電池と硫化物固体電解質の基礎
 1.1 全固体電池とは
 1.2 硫化物固体電解質の特徴と利点

2. 硫化物固体電解質の耐水性
 2.1 水分による劣化のメカニズム
 2.2 ドライルーム環境下での変化事例
 2.3 加水分解・水和物形成の可能性

3. 耐水性改善に向けた研究動向と展望

4. まとめと質疑応答
 4.1 講演の要点整理

【質疑応答】


【キーワード】

全固体電池、硫化物固体電解質、耐水性、耐湿性、水分劣化、ドライルーム環境、脱炭素社会、EV(電気自動車)、持続可能な社会


【講演のポイント】

硫化物系固体電解質の耐水性に関する知見を、劣化メカニズムやドライルーム環境での変化事例を交えてわかりやすく解説。次世代全固体電池の重要課題を深く理解できます。


【習得できる知識】

・全固体電池と硫化物固体電解質の基礎と特徴
・水分による硫化物固体電解質の劣化メカニズム
・ドライルーム環境下での材料変化の実例
・加水分解・水和物形成の可能性と影響
・耐水性改善に向けた研究動向と開発課題



【第2講】 硫化物系固体電解質の概要、構造、技術課題について

【時間】 13:00-14:30

【講師】大阪公立大学 大学院工学研究科 物質化学生物系専攻 マテリアル工学分野 / 教授 森 茂生 氏

【講演主旨】

 無機固体電解質の1つである硫化物系電解質は、酸化物系よりも高いイオン伝導度を有し、広い電位域において電気化学的に安定であることから、全固体電池への応用が期待されている。
 本講演では、硫化物系ガラス電解質に着目し、全固体電池における熱的安定性評価、耐水性評価の一環として、透過型電子顕微鏡を用いた加熱状態や耐水性に関する微細構造観察の実験技術について解説する。


【プログラム】

1.硫黄系ガラスセラミックス
 1.1.全固体電池について
 1.2.Li2S-P2S5系固体電解質材料について

2.透過型電子顕微鏡を用いた電池材料研究について
 2.1.透過型電子顕微鏡を用いた微細構造観察法
 2.2.透過型電子顕微鏡を用いた局所構造解析法
 2.3.高温TEMその場観察法
 2.4.耐水性に関わるTEM観察技術と観察例

3.最近の研究から   

【質疑応答】



【第3講】 低露点環境下での硫化物系全固体電池の試作・評価・解析技術

【時間】 14:40-15:55

【講師】株式会社コベルコ科研 技術本部 EV・電池ソリューションセンター EV・電池解析技術室 阿知波 敬 氏

【講演主旨】

 地球温暖化対策や脱炭素社会実現に向けた国際的な動きが加速するなか、EVシフトは世界的に注目を集めています。電気自動車の普及を後押しするために、急速充電や航続距離延長の観点から高入出力、高エネルギー密度の次世代蓄電池が必要とされています。本講座では、次世代蓄電池の全固体電池に対する電気学評価、物理解析、化学分析手法について当社での評価事例を踏まえて解説いたします。


【プログラム】

1.全固体電池開発の課題
 1.1 全固体電池とは
 1.2 全固体電池の開発の課題

2.低露点環境下における硫化物系全固体池の試作や分析・評価
 2.1 全固体電池の試作・評価における環境制御の重要性
 2.2 低露点環境下での全固体電池の試作事例
 2.3 低露点環境下での全固体電池材料の評価・解析事例

3.コベルコ科研における全固体電池評価技術
 3.1電極構造・プロセスの最適化へのソリューション
 3.2電池特性制御・管理の最適化へのソリューション
 3.3全固体電池の安全性向上へのソリューション

【質疑応答】


【キーワード】

リチウムイオン電池、全固体電池、特性評価、劣化解析


【講演のポイント】

分析会社の視点で全固体電池の開発・評価に必要な電気学評価、物理解析、化学分析等について実例を交えて解説いたします。


【習得できる知識】

・全固体電池の基礎
・全固体電池の試作・評価
・全固体電池開発に用いられる分析・評価手法



【第4講】 硫化物系全固体電池のハーフセル作製技術を用いた劣化解析

【時間】 16:05-16:50

【講師】株式会社日産アーク   髙坂 晋平 氏

【講演主旨】

 近年、次世代の二次電池として全固体型リチウムイオン電池の開発が盛んに行われており、さらなる耐久性向上のため耐久試験前後における劣化解析の需要が高まっています。従来の液系リチウムイオン電池では、正極および負極を分離したハーフセルによる評価が広く適用されており、劣化要因を切り分けた解析を可能としておりました。一方で、全固体電池は正負極を容易に分離できず、ハーフセル評価が困難とされていました。本講演では、自社で開発した精密切削加工によるハーフセル作製技術による全固体電池の劣化要因の切り分けと、サイクル試験に伴う劣化現象を解析した事例を紹介します。


【プログラム】

1. はじめに
 1.1 全固体電池開発について
 1.2 全固体電池における劣化解析の課題
 1.3 精密切削加工によるハーフセル作製技術

2. 実験内容
 2.1 ラミネートセル試作評価
 2.2 ラミネートセル解体及びハーフセル試作評価

3. 結果及び考察
 3.1 ラミネートセル評価結果
 3.2 ハーフセル評価結果
 3.3 結果の考察及び劣化現象の仮説
 3.4 各種分析による劣化解析

4. まとめ及び今後の展望

【質疑応答】


【キーワード】

硫化物系全固体電池、ハーフセル試作評価、劣化解析


【講演のポイント】

全固体電池の正極層と負極層を分離しハーフセル試作と電気化学評価を行った点。
各層の化学的な劣化に対する定性および定量的な分析を行い、初期と耐久後の要因に対する解釈を行った点。


【習得できる知識】

・全固体電池の試作評価
・全固体電池の劣化解析に用いられる分析手法


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