ドライプロセスによるリチウムイオン電池のさらなる高性能化・低コスト化・環境負荷低減に向けた電極製造の特徴とバインダーの考え方および評価技術の最新動向
★2026年5月14日WEBでオンライン開講。株式会社スズキ・マテリアル・テクノロジー・アンド・コンサルティング 鈴木氏、物質・材料研究機構 デニス氏、株式会社ADEKA 撹上氏のが、【ドライプロセスによるリチウムイオン電池のさらなる高性能化・低コスト化・環境負荷低減に向けた電極製造の特徴とバインダーの考え方および評価技術の最新動向】について解説する講座です。
■注目ポイント
★ドライプロセスの基礎、メリット・デメリット、材料(主にバインダー)の解説にはじまり、全固体電池の製造方法としてのドライプロセスや乾式プロセスを用いた電池電極の作製における混合方法の影響、導電助剤として期待されているグラフェンならびにリチウム–硫黄二次電池(Li–S電池)をキーワードにドライ電極プロセスの可能性を紹介!
- 第1部 株式会社スズキ・マテリアル・テクノロジー・アンド・コンサルティング 代表取締役社長 鈴木 孝典 氏
- 第2部 物質・材料研究機構 グループリーダー ユ デニス 氏
- 第3部 株式会社ADEKA 環境材料本部 電池材料開発研究所 電池材料評価室 室長・バッテリースペシャリスト 撹上 健二 氏
【1名の場合】55,000円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。
定員:30名
※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたしますので、しばらくお待ちください。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。
※ セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURL、事前配布資料のパスワードについては、別途メールでご案内いたします。基本的には、事前配布資料はマイページからのダウンロードの流れとなります。なお、事前配布資料については、講師側の作成完了次第のお知らせになりますので、この点、ご理解のほどお願い申し上げます。
※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。
※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。
※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。
※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。
※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。
※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。
【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】
■本セミナーの主題および状況(講師より)
★ドライプロセスはここ数年、話題となっているリチウムイオン電池電極の製造方法です。電池材料系の技術コンサルをやっていると「言葉だけは聞くが、どんな物かあまり情報が無い」という声をよく耳にします。多くの研究者、企業がこの技術開発に取り組み、文献などに少しずつ公開されて来ているため、どのような物かだいぶ分かる様になってきています。この技術はまだ開発途上の技術であり、なかなか浸透してこない技術ではあるが、二酸化炭素排出(カーボンフットプリント;CFP)低減の切り札として有効だと考えられています。また、ドライプロセスは全固体電池の製造方法として相性が良いと言われています。その理由も説明しつつ、ニュース等の公開情報から見えてくるドライプロセスの現状をご紹介したいです。
★ドライ電極プロセスを適用したリチウムイオン二次電池は、環境対応・コストダウン・高性能化などが期待でき、世界中で研究開発が行われています。すでに実用化しているメーカーもおり、普及に向けた取り組みが進行しています。ドライ電極プロセスのさらなる普及加速のためには、新規材料や次世代/革新電池系への適用展開が不可欠であります。
■注目ポイント
★ドライプロセスの基礎、メリット・デメリット、材料(主にバインダー)の知識、全固体電池の製造方法としてのドライプロセスについて解説!
★乾式プロセスを用いた電池電極の作製における混合方法の影響について解説!
★導電助剤として期待されているグラフェンならびにリチウム–硫黄二次電池(Li–S電池)をキーワードにドライ電極プロセスの可能性を紹介!
講座担当:牛田孝平
≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫
【第1講】 リチウムイオン電池のドライプロセスの特長、バインダーの考え方、全固体電池との関係
【時間】 13:00-14:30
【講師】株式会社スズキ・マテリアル・テクノロジー・アンド・コンサルティング 代表取締役社長 鈴木 孝典 氏
【講演主旨】
ドライプロセスはここ数年、話題となっているリチウムイオン電池電極の製造方法だ。電池材料系の技術コンサルをやっていると「言葉だけは聞くが、どんな物かあまり情報が無い」という声をよく耳にする。多くの研究者、企業がこの技術開発に取り組み、文献などに少しずつ公開されて来ているため、どのような物かだいぶ分かる様になってきた。この技術はまだ開発途上の技術であり、なかなか浸透してこない技術ではあるが、二酸化炭素排出(カーボンフットプリント;CFP)低減の切り札として有効だと考えられている。また、ドライプロセスは全固体電池の製造方法として相性が良いと言われている。その理由も説明しつつ、ニュース等の公開情報から見えてくるドライプロセスの現状をご紹介したい。
【プログラム】
1. ドライプロセス
1-1 ドライプロセスのメリット・デメリット
1-2 Polymer fibrillationとDry spraying deposition
2. 全固体電池とは
2-1 固体電解質
2-2 全固体化のメリット・デメリット
2-3 製造方法としてのドライプロセス
3.ニュースから見る全固体電池まわりの現状
3-1 日本メーカーの状況
3-2 海外メーカーの状況
【質疑応答】
【キーワード】
リチウムイオン電池、ドライプロセス、バインダー、PTFE、PVDF、乾式電極、ドライ電極、繊維化、粉体塗装、全固体電池、固体電解質、硫化物系、酸化物系、トヨタ、ホンダ、日産、二酸化炭素排出、カーボンフットプリント、CFP、欧州バッテリー規制、PFAS
【講演のポイント】
電気自動車市場には逆風が吹いており、期待されていたような市場の伸長が難しいなか、ドライプロセスという新規技術が注目されてる。環境、性能、コストを同時に解決出来る可能性がある技術だが、これを理解したいという要望も多く、今回はこの技術の全体感と現在のポジションをニュース等を元にご紹介したい。
【習得できる知識】
・ドライプロセスの基本的な知識
・ドライプロセスのメリット・デメリット
・ドライプロセスと材料(主にバインダー)の知識
・全固体電池の製造方法としてのドライプロセス
・ニュースから見る現在のドライプロセスのポジション
【第2講】 固体芯の混錬技術を応用した溶媒フリードライ電極の検討と電池評価
【時間】 14:40-15:25
【講師】物質・材料研究機構 グループリーダー ユ デニス 氏
【講演主旨】
本発表では、乾式プロセスにおける異なる混合方法や材料の割合が、電池材料、PTFE、ABの分散性、ならびに成膜性、電池性能に及ぼす影響について論じる。
【プログラム】
1. リチウムイオン電池のDRプロセスによる電極製造時の懸念事項
・混合の均一性
・電気伝導性
・イオン伝導率
2. 性能に影響を与える要因に関する考察
・混合方法
・電極組成
・電極の厚さ
・電解質の影響
3. ドライ電極の電気化学的評価
・LiFePO4正極ハーフセル
・グラファイトのハーフセル
・フルセルテスト
【質疑応答】
【キーワード】
リチウムイオン電池、溶媒フリードライ電極、混練方法、電池性能評価
【講演のポイント】
本講義では、乾式プロセスを用いた電池電極の作製における混合方法の影響について解説し、LiFePO4正極の電気化学的性能に影響を与える電極パラメータについて議論する。乾式電極を用いた全セルの実証結果も示す。
【習得できる知識】
• 混合方法がドライ電極の作製に及ぼす影響
• 電極組成が電池性能に及ぼす影響
• 電極厚さと電解液が電池性能に及ぼす影響
撹上
【第3講】 ドライ電極プロセスへのグラフェンおよび硫黄系活物質の適用
【時間】 15:35-17:05
【講師】株式会社ADEKA 環境材料本部 電池材料開発研究所 電池材料評価室 室長・バッテリースペシャリスト 撹上 健二 氏
【講演主旨】
ドライ電極プロセスを適用したリチウムイオン二次電池は、環境対応・コストダウン・高性能化などが期待でき、世界中で研究開発が行われている。すでに実用化しているメーカーもおり、普及に向けた取り組みが進行している。ドライ電極プロセスのさらなる普及加速のためには、新規材料や次世代/革新電池系への適用展開が不可欠である。本講座では、導電助剤として期待されているグラフェン、ならびにSDGs達成のキーとなる次世代軽量電池の1つとして注目されているリチウム–硫黄二次電池(Li–S電池)をキーワードに、ドライ電極プロセスの可能性を紹介する。
【プログラム】
1. 株式会社ADEKAの紹介
2. リチウムイオン二次電池(LIB)における導電助剤の役割と種類
3. 様々なグラフェン
4. LIB導電助剤としてのグラフェンの機能
5. LIB用ドライ電極プロセスの概要
6. ドライ電極プロセスへのグラフェンの適用効果
7. リチウム-硫黄二次電池(Li-S電池)
8. Li-S電池用の硫黄系正極活物質およびSPAN
9. Li-SPAN電池の特性
10. ドライ電極プロセスへのSPANの適用
【質疑応答】
【キーワード】
リチウムイオン二次電池、LIB、導電助剤、グラフェン、ドライ電極、リチウム-硫黄二次電池、Li-S、軽量電池、SPAN
【講演のポイント】
ドライ電極プロセスに関する情報は日々増えているが、導電助剤や次世代二次電池への適用に焦点を当てた講演は少ない。本講演がドライ電極プロセスの魅力(期待値)をさらに高めるものとなるよう準備します。
【習得できる知識】
・産業用グラフェンの概要
・LIB導電助剤の概要およびグラフェンの可能性
・ドライ電極プロセスの基礎
・ドライ電極プロセスにおける導電助剤変更の影響
・リチウム-硫黄二次電池(Li-S電池)およびSPANの基礎
・ドライ電極プロセスと次世代二次電池の組み合わせ