各種透明電極材料・フィルムの開発と透明フィルムヒーターへの展開【オンラインLive配信・WEBセミナー】
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透明導電性フィルムの特性と、防曇・凍結防止用ヒーター技術への応用展開
≪こちらはWEB講座のお申し込みURLになります≫
★透明導電性フィルムの種類とその作成方法、それらが透明ヒーター等に応用可能であることを説明!
★極細線(≧5 µm)をシート状に配線するワイヤー配線技術を用いた線状材料ならではの特徴を生かした伸縮性の付与や、応用展開としてフィルムヒーターへの取り組みを解説!
- 第1部 静岡大学 客員教授/NRI 代表/(元(株)タッチパネル研究所 開発部長 工学博士) 中谷 健司 氏
- 第2部 フレックスリンク・テクノロジー株式会社(FlexLink Technology Co., Ltd.) 代表取締役社長 工学博士(元日本メクトロン(株) 取締役・フェロー) 松本 博文 氏
- 第3部 リンテック(株) 研究開発本部 新素材研究部 素材設計研究室 伊藤 雅春 氏
【1名の場合】55,000円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、11,000円が加算されます。
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※ 領収書の要望があれば、申込時、備考欄へ記載ください。
※ ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせていただくことがございます
※ 当講座では、同一部署、申込者のご紹介があれば、何名でもお1人につき11,000円で追加申し込みいただけます。(申込者は正規料金、お二人目以降は11,000円となります)。
WEB受講は名簿をご提出いただきます。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取り纏めいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者のお名前を備考欄にお書きくださいますよう、お願いいたします。
【第1講】 透明導電性フィルムの開発と応用
【時間】 10:30-11:45
【講師】静岡大学 客員教授/NRI 代表/(元(株)タッチパネル研究所 開発部長 工学博士) 中谷 健司 氏
【講演主旨】
これらの低抵抗のフィルムは透明ヒーター用途へ使用可能である。本講座では透明導電性フィルムの種類とその作成方法などを説明し、それらが透明ヒーター等に応用可能であることを説明する。
【プログラム】
透明導電性フィルム、ITO、銀ナノワイヤー、多層膜、ヒーター、5G、アンテナ、PDLC
【講演ポイント】
透明導電性フィルムの用途はタッチパネルが最大だが、その他の用途としてヒーターやアンテナなどの新しい用途が模索されている。本講座ではそのような用途開発の一端を示す。
【習得できる知識】
透明導電性フィルムの種類にどのようなものがあるか? 又 どの様な用途があるかを知る切っ掛けになる。
【プログラム】
1.透明導電性フィルムの種類と用途
1-1 透明導電性フィルムの種類
1-2 透明導電性フィルムの抵抗と用途の関係
1-3 透明導電性フィルムの市場
2.タッチパネル用透明導電性フィルム
2-1 タッチパネルの用途と市場
2-2 タッチパネル用透明導電性フィルムへの要求特性
2-3 可とう性,曲面の静電容量用タッチパネル用透明導電性フィルムの特性
2-4 メタルメッシュ導電性フィルムの特徴と課題
2-5 その他の金属系透明導電性フィルム
3.透明ヒーターへの応用
3-1 透明ヒーターの利用例
3-2 透明ヒーターに使用される透明導電性フィルム
3-3 透明ヒーターに要求される特性
3-4 断熱、熱戦反射特性の利用
3-5 結露防止用途
4.5G等の通信用アンテナへの応用
5.その他デイスプレイ用途
【質疑応答】
【第2講】 透明FPC(フレキシブルプリント配線板)技術開発
【時間】 12:45-14:00
【講師】フレックスリンク・テクノロジー株式会社(FlexLink Technology Co., Ltd.) 代表取締役社長 工学博士(元日本メクトロン(株) 取締役・フェロー) 松本 博文 氏
【講演主旨】
透明FPC技術は1970年代からある技術であるが、FPC市場としては大きな市場ではなかった。タッチパネル技術への応用として一時期市場を拡大したが、ディスプレィ技術の革新などによりタッチパネル需要が激減する時期もあった。しかし5G時代に入り、透明FPC技術の新応用途開発が進むと見られている。透明アンテナ、透明ディスプレィ、XRグラスなどへの応用の拡大である。本講演では、透明FPCの基礎技術から応用技術、今後の新市場への展望などを紹介する。
【プログラム】
COP COC 透明FPC
【プログラム】
1.透明FPCのデザイン種類と各特徴
1-1. 透明FPC開発推移
1-2. 部分透明FPCと全透明FPCの構造と特徴
2.全透明FPC技術開発
2-1. 全透明FPCの特性
2-2. フレキシブルタッチセンサ(FTSP)の開発例
2-3. タッチレス技術:「3Dタッチセンサ」開発技術
3.高周波対応 透明FPC開発
3-1. COP(シクロオレフィンポリマー)の特徴と応用
3-2. COP-透明FPCの特性
3-3. COP-FPCの技術課題
3-4. 透明PI材料の特性
4.その他の特殊透明FPC
4-1. CNF(セルロースナノファイバー)の特徴と応用
5.透明FPCの5G/6G市場
6.まとめ
【質疑応答】
【第3講】 極細線を利用した透明性や伸縮性に優れたフィルムヒーターの開発
【時間】 15:15-16:30
【講師】リンテック(株) 研究開発本部 新素材研究部 素材設計研究室 伊藤 雅春 氏
【講演主旨】
リンテック株式会社は、極細線(≧5 µm)をシート状に配線するワイヤー配線技術を用いることで、現在市場に展開されている導電性フィルムの問題点である透過率と抵抗値のトレードオフを打破することが可能となりました。本稿では、線状材料ならではの特徴を生かした伸縮性の付与や、応用展開としてフィルムヒーターへの取り組みを解説させていただきますので、部材開発の参考にしていただければ幸いです。
【プログラム】
伸縮、ストレッチ、ヒーター、高透過性
【講演ポイント】
リンテック株式会社は粘着フィルムの開発販売を行っております。本技術は粘着フィルムを応用し、より高機能化を目指した結果、従来にない性能を有する透明性や伸縮性を有するフィルムヒーターを開発するに至りました。現在把握している用途や透明フィルムヒーターの課題に関して解説します。
【習得できる知識】
フィルムヒーターにおける全般の知識、その応用例など。
【プログラム】
1. 透明導電性フィルムのヒーターへの応用
1.1. 透明導電性フィルムの多様性
1.2. 透明フィルムヒーターの利用例
2. ワイヤー配線技術とは
2.1. 既存の導電膜との違い
2.2. なにができるのか
3. ワイヤー配線技術を応用したフィルムヒーターへの応用展開
3.1. 透明性
3.2. 伸縮性
3.3. 耐久性
3.4. 応用例(輻射熱を利用したヒーター)
【質疑応答】