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人工・合成皮革用ポリウレタンの材料設計と表面処理・加工技術

開催日時 2026年10月20日(火) 10:00-16:30

受講料 1名66,000円(税込)より

セミナー内容

― 人工・合成皮革の品質と手触りは何で決まるのか。ポリウレタンの原料・樹脂から加工・表面処理までを学ぶ ―

 人工・合成皮革に幅広く用いられるポリウレタンについて、原料から樹脂開発、製品への適用・加工、表面仕上げまでを学べる講演です。

 ポリウレタン原料と物性の関係、用途に応じた溶剤系・水系ウレタンの開発、水系ウレタンを皮革に適用する課題と加工技術について解説します。さらに触感・シボ・防汚などの表面処理や今後の環境対応まで幅広く理解できます。

【今回の登壇者】

  • 第1講:京都女子大学:榎本 雅穗 氏「人工・合成皮革用の溶剤系ポリウレタン樹脂による表面処理と揉み絞加工・汚染防止処理技術」
  • 第2講:DIC株式会社:岩尾 武志 氏「人工・合成皮革用の溶剤系・水系ポリウレタン樹脂塗料」
  • 第3講:旭化成株式会社:千田 浩介 氏「ポリカーボネートジオールと合成皮革の各層への適用」
  • 第4講:日華化学株式会社:中山 真輔 氏「人工皮革用の水系ウレタンと加工技術」
★AndTech発刊 『人工皮革・合成皮革の技術と市場動向』

当講演では、同書の監修者である京都女子大学 榎本雅穗先生をはじめ、
「材料設計と表面処理技術」としてポリウレタンの原料・樹脂開発から製品への適用・加工、表面処理までを解説します。

ご興味がありましたら、書籍ページもご参照ください!

▼書籍ページはこちらです
「人工皮革・合成皮革の技術と市場動向 ~表面加工・材料設計・応用展開と環境規制~」

講師紹介

プログラム

10:00-12:00

第1講

人工・合成皮革用の溶剤系ポリウレタン樹脂による表面処理と揉み絞加工・汚染防止処理技術

講 師

京都女子大学 家政学部 教授 榎本 雅穗 氏

【プログラム】

 衣料、靴、カバンなどのファッション素材や、家具、車両を含めたインテリア素材として、天然、人工、合成皮革は広く用いられています。

 本講演では、これらの素材における触感表現のための表面加工方法とそこに使用される材料について解説します。得られた表面の触感表現に関して、合成皮革で行った風合い数値化の具体例について紹介します。

 さらに、新規に検討された素材として、非フッ素系で汚染防止効果を有するウレタン系表面処理剤や、天然皮革同様に揉みしぼを入れることができるウレタン系表面処理剤などについてもご紹介します。

【講演のポイント】
 合成皮革における表面処理剤とは何か、表面処理剤はどのように評価するのか。新規なポリウレタン樹脂による非フッ素型の非汚染表処理剤とは。

【習得できる知識】
 ・人工・合成皮革、PVCを用いた合成皮革などの違い
 ・合成皮革における表面処理剤の基本知識
 ・触感評価の方法について
 ・新規なポリウレタン樹脂を用いた表面処理剤について

【キーワード】
 ポリウレタン樹脂、表面処理剤、触感評価、非汚染処理剤、揉みしぼ加工、染料移染防止

【章立て】

第1部:人工・合成皮革用の溶剤系ポリウレタン樹脂による表面処理技術

1. 人工皮革、合成皮革、PVCレザー、ラミネート仕上げ革、エナメル革
 1.1 人工皮革の構成と表面仕上げ方法
 1.2 合成皮革の構成と表面仕上げ方法
 1.3 PVCを使用した合成皮革の構成と表面仕上げ方法
 1.4 ラミネート仕上げ革・エナメル革の構成と表面仕上げ方法

2. 触感表現のための表面加工方法と表面処理剤
 2.1 触感表現のための表面加工方法
 2.2 表面処理剤

3. 合成皮革表面における触感表現数値化の検討
 3.1 試料の調製
 3.2 表面摩擦特性の測定
 3.3 接触子、手親指の腹、表面処理剤フィルム表面における接触角の測定および表面自由エネルギーの算出


第2部:バイオマス原料を用いた高Tgウレタン樹脂による揉み絞加工・汚染防止処理技術と染色挙動

1. 合成皮革の表皮層用樹脂とした際のシボ付け加工適性の検討
 1.1 シボ付け加工適性の検討に使用したPUの配合
 1.2 試作合成皮革の内容と揉み加工試験及び消費耐久性評価

2. 合成皮革の表面処理剤とした際における汚染防止性能の検討
 2.1 試作表面処理剤と試験片レザーの作製
 2.2 消費耐久性評価

3. Tgの異なるPUフィルムの染色挙動
 3.1 試作PU樹脂の内容フィルムの染色挙動
 3.2 試作PUフィルムの染色挙動
 3.3 表面処理加工した際の染料移行防止性能

13:00-14:00

第2講

人工・合成皮革用の溶剤系・水系ポリウレタン樹脂塗料

講 師

DIC株式会社 ポリマ技術センター PT-2グループマネージャー 岩尾 武志 氏

【プログラム】

 靴、自動車内装、衣料などに使われる人工・合成皮革では、風合い、耐久性、接着性、透湿性など、多様な性能をポリウレタンが支えている。

 本講座では、ポリウレタンの基礎から各層の役割、シューズ・車輛・透湿防水用途で求められる性能と加工方法との関係を分かりやすく解説する。

 さらに、脱DMFや環境負荷低減に向けた水系化の動向を概説し、溶剤系・水系製品の活用例を通じて、性能と環境対応を両立する材料・加工技術の方向性を紹介する。

【講演のポイント】
 人工・合成皮革用ポリウレタンの設計・評価・製品化に携わる現役技術者が、基礎から用途別の要求性能、加工、環境対応に向けた水系化まで、溶剤系・水系製品の活用例を交えて分かりやすく解説します。

【習得できる知識】

 ・ポリウレタンの基礎と樹脂構造・性能の関係
 ・人工・合成皮革の用途別要求性能、層構成と加工方法
 ・脱DMFに向けた水系化の動向と溶剤系・水系製品の活用例

【キーワード】
 人工皮革、合成皮革、ポリウレタン樹脂、水系ポリウレタン、溶剤系ポリウレタン、DMFフリー、脱DMF、シューズ、自動車内装、透湿防水、耐久性、エンボス加工

【章立て】

1. ウレタンの基礎
 1.1 ウレタンとは
 1.2 活性水素化合物とイソシアネートについて

2. 各用途へあわせたウレタン樹脂の開発(3用途)
 2.1 シューズ向け
 2.2 車輛向け
 2.3 透湿防水向け

3. 脱DMF・サステナブル製品へ向けた開発
 3.1 DMF規制と環境対応に対する市場の動向
 3.2 水系PUの開発事例

14:15-15:15

第3講

ポリカーボネートジオールと合成皮革の各層への適用

講 師

旭化成株式会社 機能性コーティング事業部 PCD技術開発部 主幹研究員 千田 浩介 氏

【プログラム】

 合成皮革には耐久性や耐薬品性といった様々な性能が求められますが、これらは用いられる素材の選定によって大きく左右されます。

 本講演では、ウレタン原料の一つである「ポリカーボネートジオール(PCD)」を取り上げ、汎用ポリオールとの物性上の相違点について、実験データに基づき体系的に解説いたします。

 あわせて、合成皮革を構成する表皮層・接着層等のそれぞれに求められる要求特性と、それに適した材料選定の考え方についてもご紹介いたします。専門分野を問わず、素材物性が製品品質に与える影響について理解を深めていただける内容と考えております。

【講演のポイント】
 耐熱・耐水・耐加水分解性に優れる高耐久材料・ポリカーボネートジオール(PCD)について、汎用エーテル・エステルポリオールとの物性比較データに加え、合皮の表皮・接着層等各層への活用法を、実データを交えて解説します。

【習得できる知識】
 ・ポリカーボネートジオールに関する基礎知識
 ・ポリカーボネートジオールと汎用ポリオールとのウレタン物性差
 ・合皮各層に求められる要求特性とそれに見合う材料選定の考え方

【キーワード】
 ポリカーボネートジオール、ポリカーボネートポリオール、PCD、ウレタン、合成皮革、人工皮革

【章立て】

1. ポリカーボネートジオールの特徴と汎用ポリオールとの比較
 1.1 ウレタン原料としてのポリカーボネートジオール
 1.2 ポリカーボネートジオールと汎用ポリオールのウレタン物性比較

2. 合皮におけるポリカーボネートジオールの使用
 2.1 表皮層、表面処理層
 2.2 中間層(接着層)
 2.3 含浸層
 2.4 多孔質層

15:30-16:30

第4講

人工皮革用の水系ウレタンと加工技術

講 師

日華化学株式会社 界面科学研究所 商品開発研究部 繊維化学品開発1グループ チームリーダー 中山 真輔 氏

【プログラム】

 環境規制強化やサステナブル化の進展を背景に、人工皮革分野では溶剤系から水系ポリウレタンへの転換が加速しています。しかし、高級感のある風合いや耐久性を実現するためには、樹脂設計だけでなく、不織布との複合化や含浸加工技術の理解が不可欠です。

 本講座では、水系ポリウレタンの種類・製造方法・原料設計の基礎から、人工皮革に求められる耐久性・柔軟性・弾性の設計指針、さらに感熱ゲル化やマイグレーション制御などの含浸加工技術までを体系的に解説し、理解を深めていただける事を目的としています。

【講演のポイント】
 
環境対応が求められる人工皮革分野において、水系ポリウレタンの材料設計から含浸加工技術までを体系的に解説。耐久性、柔軟性、高級風合いを実現するための設計・加工のポイントを実例交えて紹介します。

【習得できる知識】
 ・水系ウレタン樹脂の基礎と材料設計
 ・人工皮革に適した樹脂設計の考え方
 ・人工皮革の含侵加工・品質向上技術

【キーワード】
 水系ポリウレタン(PUD)、人工皮革、サステナブル材料、バイオマス材料、動的粘弾性、マイグレーション制御、感熱ゲル化技術、不織布含侵技術


【章立て】

1. 水系ウレタン樹脂概要 
 1.1 水系ポリウレタンの種類と特長
 1.2 水系ポリウレタンの製造方法
 1.3 ポリイソシアネート、ポリオールによる特性

2. 人工皮革用水系ポリウレタン 
 2.1 水系ポリウレタンに求められる性能
 2.2 耐久性に関するポリウレタン基礎設計
 2.3 柔軟・弾性に関するポリウレタン基礎設計


3. 人工皮革 水系ポリウレタン含浸加工方法
 3.1 不織布含浸加工の概略
 3.2 感熱ゲル化、マイグレーション防止
 3.3 染色、機能性薬剤

4. 今後の課題・展望



※受講料の振り込みは、開催翌月の月末までで問題ありません

※前日のお申込みでも対応させていただきます(1週間前までにご登録いただけると助かります)

2名目様からは一律・22,000円で受講できますので、是非、ご検討ください!

開催概要

セミナー番号 S2610521
セミナー名 人工・合成皮革と材料設計
講師名 第1部 京都女子大学 家政学部 教授 榎本 雅穗 氏
第2部 DIC株式会社 ポリマ技術センター PT-2グループマネージャー 岩尾 武志 氏
第3部 旭化成株式会社 機能性コーティング事業部 PCD技術開発部 主幹研究員 千田 浩介 氏
第4部 日華化学株式会社 界面科学研究所 商品開発研究部 繊維化学品開発1グループ チームリーダー 中山 真輔 氏
開催日時 2026年10月20日(火) 10:00〜16:30
会場 ※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です
受講料

●1名様  :66,000円(税込、資料作成費用を含む)
●2名様以上:22,000円(お一人につき)
 ※受講料の振り込みは、開催翌月の月末までで問題ありません

定員 30名
備考 定員:30名

※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたします。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。

※ セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURL、事前配布資料のパスワードについて、別途メールでご案内いたします。基本的にはマイページからのダウンロードの流れとなります。なお、事前配布資料については、講師側の作成完了次第のお知らせになりますので、この点、ご理解のほどお願い申し上げます。

※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。

※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。

※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。

※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。

※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき22,000円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は22,000円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。

※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。

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