環境対応・モノマテリアル・減容化に対応するフィルム・パッケージとコーティング・材料技術と製造・工業化応用の課題
~複層化するポリオレフィン系フィルム・バリアコーティング・EVOH多層・BOPP・BOPE~
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★EU指令は、2030年までにプラスチック製容器包装をリサイクル可能とすること、及び55%をリサイクルすることが定められ進行する包装材料のモノマテリアル化!ポリオレフィンを中心に進むパッケージやフィルムの素材動向とは?
★単一素材で構成された材料から、性能を担保するために様々な技術を活用し、「モノマテリアル」を達成する!薄くしつつ、強度を確保し、バリア性を担保するには?材料を薄層化しつつ、強度を確保する減容化の動向とは?そのためのフィルム・コーティング製法などからひも解く!
★EVOH多層でのOPP、OPE、コーティングによるOPPやOPEでのバリア付与技術とは?PVOHコーティング、BOPE製造技術、工業化を見据えたBOPPなどの動向を、それぞれのメーカーの立場から解説する!
- 第1部 土屋特許事務所 弁理士 土屋 博隆 氏
- 第2部 株式会社クラレ ポバール研究開発部 主管 森川 圭介 氏
- 第3部 株式会社日本製鋼所 樹脂機械事業部 企画管理部 企画グループ 串﨑 義幸 氏
- 第4部 東レ株式会社 フィルム研究所/研究員 岡田 一馬 氏
【1名の場合】55,000円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、11,000円が加算されます。
定員:30名
※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。
※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。
※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。
※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。
※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき11,000円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は11,000円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。
※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。
【第1講】 国内外におけるフィルム・パッケージのモノマテリアル化・減容化動向と高性能化の両立
【時間】 11:00-12:15
【講師】土屋特許事務所 弁理士 土屋 博隆 氏
【講演主旨】
プラスチック製軟包装のリサイクルを推進するために、モノマテリアル化が潮流となっています。EU指令では、2030年までにプラスチック製容器包装をリサイクル可能とすること、及び55%をリサイクルすることが定められています。軟包装のモノマテリアル化が、リサイクル可能化の有効手段として認識されています。しかし、軟包装は異なる素材を複層化することで、物理的強度、包装適性、利便性及びバリア性を付与しています。
軟包装のモノマテリアル化を進めるために、複層化するポリオレフィン系フィルムが開発されています。特にバリア性を付与したフィルム及びこれらの技術内容を開示する特許について説明します。
【講演キーワード】
モノマテリアル、透明蒸着、レトルト、EVOH、PVOH、リサイクル
【習得できる知識】
軟包装のモノマテリイアルに使用するポリオレフィン系フィルム情報
ポリオレフィン系フィルムへのバリア付与技術に関する知識
【講演のポイント】
軟包装のモノマテリアル化に使用するバリアフィルムの最新動向について特許出願情報を交えて解説する。
【プログラム】
【第2講】 モノマテリアル包材の軽量化に貢献するPVOH コーティング
【時間】 13:00-14:15
【講師】株式会社クラレ ポバール研究開発部 主管 森川 圭介 氏
【講演主旨】
近年、プラスチックごみを低減させるべく、包材のモノマテリアル化、リサイクル検討が各社で進められている。モノマテリアル化においては、バリア材の選定も重要となるが、本講座ではバリア性付与が期待できるコーティング剤であるポリビニルアルコールについて特性を解説する。さらに、バリア性を向上させる方法やプラスチック包材に適用するための処方例を紹介すると共に、実使用時の課題も説明する。
【講演キーワード】
バリアフィルム、モノマテリアルフィルム、ポリビニルアルコール、軟包装
【習得できる知識】
プラスチック包材を取り巻く環境に関する基礎知識
バリア材としてのポリビニルアルコールの特性
特殊ポリビニルアルコールである「エクセバールⓇ」の特徴
「エクセバールⓇ」のプラスチック包材への使用方法、課題
【講演のポイント】
モノマテリアルなプラスチック包材において、バリア性付与が期待できるポリビニルアルコールの特性について紹介する。さらに、耐水性を向上させた「エクセバールⓇ」の特徴についても解説し、包材への実用案も紹介する。
【プログラム】
【第3講】 逐次二軸延伸ポリエチレンフィルム(BOPE)の製造技術
【時間】 14:25-15:40
【講師】株式会社日本製鋼所 樹脂機械事業部 企画管理部 企画グループ 串﨑 義幸 氏
【講演主旨】
ポリエチレン(PE)はガラス転移温度が低く、冷蔵食品の包装にも用いても低温脆化しない特性を有している。ただ、PEは結晶化速度が速いため、予熱・冷却を繰り返す逐次二軸延伸では破断のリスクが高く成形が困難な原料とされる。一方で、PEの結晶化度の高さを利用し逐次二軸延伸手法で成形すると、インレーション成形フィルムよりも衝撃強度や引張弾性率が2倍、突刺強度および引張強度が3倍にも向上するとの報告がある。この延伸手法が汎用的になれば、薄膜化とパッケージの簡素化も可能となり、製品コストの低減に寄与できる。そこで、本報告では、ポリエチレンの逐次2軸延伸のポイントについて報告を行う。
【講演キーワード】
BOPE、減容化、モノマテリアル
【習得できる知識】
ポリエチレンを逐次2軸延伸するための原料選定のポイント
ポリエチレンを逐次2軸延伸するために必要な装置構成
【講演のポイント】
ポリエチレンの逐次2軸延伸(BOPE)において、安定的かつ品質の高いフィルムを成膜しようとすると、原料とその原料特性を引き出す装置が必要不可欠である。そこで、BOPEの原料の特徴と必要な装置特性に紹介する。
【プログラム】
1.はじめに
1-1 ポリエチレンの特徴
1-2 2軸延伸のメリット
2.ポリチレンの2軸延伸性評価
2-1 原料成分の分析
2-2 小型延伸装置での評価
3.逐次2軸延伸工程の紹介
3-1 押出機工程
3-2 キャスト工程
3-3 延伸工程
3-4 巻取工程
3-5 物性評価
4.おわりに
【第4講】 BOPPフィルムの高性能化と工業材料への展開に向けた取り組み
【時間】 15:50-16:50
【講師】東レ株式会社 フィルム研究所/研究員 岡田 一馬 氏
【講演主旨】
二軸延伸ポリプロピレン(BOPP)フィルムは、低密度ゆえ軽量であること、防湿性や吸湿寸法安定性、耐加水分解性、耐薬品性などの化学特性や、絶縁性、誘電特性などの電気特性、離型性に優れる特徴を有しており、包装材料として非常に広範に使用されているものの、機械特性や熱特性、表面平滑性が工業用フィルムとして一般的なPETフィルムに劣ることから工業用フィルムとして使用されることが極めて少なかった。
本講座では、械特性や熱特性、表面平滑性を世界最高レベルにまで改良した新規開発品を初めとして、種々のBOPP製品のご紹介と工業用フィルムとしての展開事例について解説する。
【講演キーワード】
ダウンゲージ、減プラ、CO2削減、高耐熱、高剛性、高品位、高平滑、低コスト、フッ素フリー、ノンシリコーン
【習得できる知識】
ポリオレフィン原料、ポリオレフィンフィルムに関する基礎知識
BOPPフィルムの従来課題と課題解決のアプローチ、及び、開発品を用いた場合の展開事例を把握出来る。
【講演のポイント】
ポリオレフィン原料、ポリオレフィンフィルムの基礎知識と従来品の課題を説明し、世界最高レベルの耐熱性、平滑性、品位を有する最新の開発品BOPPフィルムの開発に関するアプローチ、特性を紹介し、本開発品を用いた展開事例について解説する。
【プログラム】
1.ポリオレフィンとは
1-1 需要量、生産量
1-2 ポリオレフィン樹脂の基礎特性
2.BOPPフィルムの特徴と従来BOPPフィルムの課題
2-1 BOPPフィルムの特徴と「トレファン®」の開発経緯
2-2 従来BOPPフィルムの課題(耐熱性、平滑性、品位)
3.フィルム実使用時の耐熱性課題とニーズ
3-1 支持体フィルム用途の耐熱性課題とニーズ
3-2 離型フィルム用途の耐熱性課題とニーズ
4.BOPPフィルムの高耐熱化、高剛性化アプローチと開発品の特性
4-1 原料処方、プロセス条件アプローチ
4-2 支持体フィルム用途としての特性
4-3 プレス離型フィルム用途としての特性
5. フィルム実使用時の品位、平滑性課題とニーズ
6. BOPPフィルムの高品位化、高平滑化アプローチと開発品の特性
6-1 高平滑、高品位化アプローチ、開発品の特性
7.粗面グレード、高収縮グレードの特性