【 LIVE配信・WEBセミナー】

マテリアルインフォマティクスを活用した 材料・開発設計への適用事例と課題

~素材・材料の研究開発の効率化・人材育成・環境構築の仕組み化~

★2024年5月30日WEBでオンライン開講。 AJS株式会社  (元旭化成)  加藤氏、 積水化学工業 新明氏、コニカミノルタ株式会社 北氏がマテリアルインフォマティクスを活用した 材料・開発設計への適用事例と課題について解説する講座です。

■本講座の注目ポイント

★素材・材料開発において、有効にMIを活用するために、MI推進の戦略、人材育成、そしてMIの活用事例について素材化学産業のトップメーカーが講演する!

★マテリアルインフォマティクスの利点と限界などを加味し、人財、体制はどうするのか、生データーをどのように整理するのかなどを含め、各社事例から最新の活用事例を考える!

セミナー番号
S240527
セミナー名
マテリアルズインフォマティクス
講師名
  • 第1部  AJS株式会社  ICTイノベーション事業部 副事業部長 兼 ICTイノベーション1部長 工学博士 (元旭化成(株) 上席理事、富士支社長)  加藤 仁一郎 氏
  • 第2部  積水化学工業(株)  先進技術研究所 情報科学推進センター MI推進グループ/グループ長  新明 健一 氏
  • 第3部  コニカミノルタ株式会社  技術開発本部 技術顧問   北 弘志 氏
開催日
2024年05月30日(木) 13:00-17:05
会場名
※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です
受講料(税込)

【1名の場合】49,500円(税込、テキスト費用を含む)

2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。

詳細

定員:30名

※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたします。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。

※ セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURL、事前配布資料のパスワードについて、別途メールでご案内いたします。基本的にはマイページからのダウンロードの流れとなります。なお、事前配布資料については、講師側の作成完了次第のお知らせになりますので、この点、ご理解のほどお願い申し上げます。

※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。

※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。

※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。

※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。

※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。

※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。

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【【本セミナーの主題および状況  本講座の注目ポイント】】

■本セミナーの主題および状況

★多くの素材・化学企業が、マテリアルズ・インフォマティクス(MI)を活用したデータ駆動型の材料開発への変革を進めており、材料開発、化学分析、計算科学、画像解析、実験自動化等の幅広い専門領域の人材が協創することによって、独自のMIを推進している!

★フィルム、複合材料、触媒など多くの領域にてMIの活用が進捗し、そのいくつかは、すでに世に出た製品への適用を実現している状況である!

■注目ポイント

★素材・材料開発において、有効にMIを活用するために、MI推進の戦略、人材育成、そしてMIの活用事例について素材化学産業のトップメーカーが講演する!

★マテリアルインフォマティクスの利点と限界などを加味し、人財、体制はどうするのか、生データーをどのように整理するのかなどを含め、各社事例から最新の活用事例を考える!


講座担当:枩西


≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫

【第1講】 マテリアルズ・インフォマティクスも活用した材料開発及びその展望

【時間】 13:00-14:15

【講師】AJS株式会社 ICTイノベーション事業部 副事業部長 兼 ICTイノベーション1部長 工学博士 (元旭化成(株) 上席理事、富士支社長) 加藤 仁一郎 氏

【講演主旨】

 デジタル技術の進歩は、近年目覚ましいものがあり、デジタル技術をいかに活用できるかが業務遂行において大きなカギとなる。特に、データーサイエンスの本丸の一つであるマテリアルズ・インフォマティックスは、開発から生産まで非常に有用なツールとなっている。本講演では、特に環境問題などの時代変革を強く意識した新素材開発の進め方について、マテリアルズ・インフォマティックスの利点、限界を理解した上で、どのように研究開発に活用するのかを説明する。講演の中では、実例も示します。

【プログラム】

1.新素材開発の開発
1-1 どういう分野を狙って行くのか
  ・時代の変革を利用、成長領域、コア技術を意識する
・発想、調査、ユーザーからの情報活用などのやり方
1-2 研究開発の進め方
・研究開発のステージごとの取組み
・研究開発における人財と組織
1-3 研究開発の生産性向上
・マテリアルズ・インフォマティックスも活用して、研究開発の効率をどのように高めるのか
2. マテリアルズ・インフォマティックスをどのように活用するのか
2-1 マテリアルズ・インフォマティックスの概要
  ・何ができるのか
・利点と限界も含む
・人財、体制はどうするのか。
・生データーをおのように整理するのか
2-2 新素材開発におけるMI活用の例
【質疑応答】

【キーワード】
マテリアルズ・インフォマティックス、研究開発の生産性向上、新素材開発、研究開発の進め方

【講演ポイント】
マテリアルズ・インフォマティックスをどのように生かせば、研究開発の生産性を高めることができるのかを、研究開発の進め方、組織作りなども含めて、包括的に説明する。

【習得できる知識】
・マテリアルズ・インフォマティックスの概要
・マテリアルズ・インフォマティックスも使った研究開発の生産性向上
・研究開発の体制構築

【第2講】 マテリアルズインフォマティクス活用による素材・材料開発 の効率化と人材育成、環境構築の仕組み化

【時間】 14:25-15:40

【講師】積水化学工業(株) 先進技術研究所 情報科学推進センター MI推進グループ/グループ長 新明 健一 氏

【講演主旨】

 多くの素材・化学企業が、マテリアルズ・インフォマティクス(MI)を活用したデータ駆動型の材料開発への変革を進めている。当社においても、材料開発、化学分析、計算科学、画像解析、実験自動化等の幅広い専門領域の人材が協創することによって、独自のMIを推進し、近年では、フィルム、複合材料、触媒など多くの領域にてMIの活用が進捗し、そのいくつかは、すでに世に出た製品への適用を実現している。本講座では、素材・材料開発において、有効にMIを活用するために、当社がおこなってきたMI推進の戦略、人材育成、そしてMIの活用事例について述べる。

【プログラム】

1.MIの導入
 1.1当社R&Dの目指す姿
 1.2 素材・材料開発へのMI活用とその期待
2. MIの材料・素材開発への活用事例
 2.1 フィルム製品の自動配合設計と品質予測システムの構築
 2.2 外部データを活用した触媒材料の探索
 2.3 スペクトル情報を活用しての放熱材料の効率設計
 2.4 複数の評価結果から薬剤毒性を予測する技術構築
3. 材料・素材開発へのMI活用に向けた仕組み作り
  3.1 MI人材の育成と仕組み化
  3.2 データ駆動型材料開発を実現するための環境整備
  3.2.1事業貢献につながるテーマ選定
  3.2.2成果刈取りの仕組み
  3.2.3インフォマティクス技術の構築
 3.3 おまけ 品質工学からもう一度パラメータ設計を理解する
4.MI×実験自動化への展開と課題
   4.1 MI×実験自動化=自律化の価値
   4.2 MI×実験自動化を取り巻く世の中の動向
   4.3 MI×実験自動化への将来展望と課題
5.今後の展望
【質疑応答】

【キーワード】
マテリアルズインフォマティクス、MI、機械学習、データサイエンス、材料開発

【講演ポイント】
・メーカーにおける素材・材料開発へのMI活用の実例を知れるとともに、素材・材料開発へのMI活用を成功に導くための人材育成、環境構築などの仕組み化についても理解することができる

【習得できる知識】
・素材・材料開発へのMI活用の事例
・MIを進めるために必要とされる組織、人材、技術要件
・ラボの実験自動化における世の中の動向

【第3講】 計算科学・マテリアルズインフォマティクスを用いた合理的かつ迅速な機能性材料開発

【時間】 15:50-17:05

【講師】コニカミノルタ株式会社 技術開発本部 技術顧問  北 弘志 氏

【講演主旨】

 機能性物質の技術開発には不確定要素が多く、多大な時間と工数がかかる。 一方、一度開発に成功すると、その優位性はそう簡単に失われることはなく、長期間維持されることは利点でもある。

 我々は、カラー写真の開発に端を発し、これまでにさまざまな機能性材料を世の中に出して来たが、その開発には時代に即した計算科学が活用されている。

 特に我々の企業は、純粋な化学メーカーではないため、いわゆるケミストがそれほど多い訳でもない。それ故、まだ計算科学が市民権を得る前から、その効能に期待せざるを得なかったという背景もある。

 第4次産業革命と呼ばれる昨今においては、もはやその計算科学さえも時代遅れになりつつあり、むしろ理論から結果を導く演繹法的な手法よりも、結果から相関を導出する帰納的手法の方が合理的であり、開発期間も短縮されるとも言われるようになってきた。

 本講演では、これまでに実用化した機能性物質の開発における計算科学の活用事例と、最近検討しているマテリアルズインフォマティクスを使った材料開発の事例について紹介し、さらにはインフォマティクスに不可欠となる独自の可視化技術に関しても述べさせて頂く。


【プログラム】

1.演繹的な技術開発(1)

 1-1.ドラッグデリバリー型カラー写真用色素の開発

2.演繹的な技術開発(2)

 2-1.有機EL青色りん光材料の開発

3.帰納的な技術開発

 3-1.複合樹脂の弾性率設計

4.演繹・帰納の両方を使った技術開発

 4-1.超超プロジェクト の事例紹介

5.MI(機械学習)を使った未踏峰領域への挑戦

 5-1.バイオマーカー用高輝度粒子の開発

6.MIの将来像・目指すべき姿

 6-1.サイエンスの目とデータサイエンスの目

【質疑応答】


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