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次世代蓄電池産業の構造・社会実装・性能評価 ~車載LIBの世界競争構造から全固体・Naイオン・電気化学測定まで~

開催日時 2026年10月8日(木) 13:00-16:05

受講料 1名60,500円(税込)より

セミナー内容

★2026年10月8日WEBでオンライン開講。名古屋大学  /  エスペック(株)/ イリソ電子工業(株) 佐藤 登 氏、マクセル株式会社  古川 一揮 氏、株式会社東陽テクニカ 内田 大介 氏の3名が、次世代蓄電池産業の構造・社会実装・性能評価 ~車載LIBの世界競争構造から全固体・Naイオン・電気化学測定まで~ について解説する講座です。

■本講座の注目ポイント

 世界的に車載電池の競争が激化する中、日本は政策転換や産業投資により蓄電池産業の再構築を進めているが、高品質・高安全性という強みを十分に競争力へ転換できていない課題が残る。次世代電池として期待される全固体電池は、少子高齢化による保守負荷増大への解決策として長寿命化・高信頼性の社会実装が求められている。また、脱炭素化の進展に伴い、全固体電池やナトリウムイオン電池の性能を把握するための充放電評価、dQ/dV解析、EISなどの電気化学測定技術の重要性が増している。本講座では、産業構造・社会実装・性能評価の三層から次世代蓄電池が直面する課題を解決するための方向性を解説する。

【今回の登壇者】

  • 第1講:名古屋大学 / エスペック(株)/ イリソ電子工業(株):佐藤 登 氏「高容量・高出力化が進む車載電池の技術とビジネス環境:中国・ 欧米・日本の競争構造」
  • 第2講:マクセル株式会社:古川 一揮 氏「メンテナンスフリー社会を実現する次世代電源技術:マクセル全固体電池の社会実装」
  • 第3講:株式会社東陽テクニカ:内田 大介 氏「全固体電池、ナトリウムイオン電池開発を加速する電気化学測定技術(充放電評価からインピーダンス解析まで)」

講師紹介

プログラム

13:00-14:15

1

高容量・高出力化が進む車載電池の技術とビジネス環境:中国・ 欧米・日本の競争構造

講 師

名古屋大学 / エスペック(株)/ イリソ電子工業(株) 未来社会創造機構・客員教授 / 役員室・上席顧問 / 役員室・社外取締役 佐藤 登

【プログラム】

 世界的な車載電池の競争が激化している中で、日本の課題が浮き彫りになっています。2021年からは経済産業省も電池産業に直接関わるようになり、政策の策定と実行により20年までの姿とは大きく変わっています。電池産業への政府の投資、部素材産業や製造装置産業、そして電池リサイクラー産業への助成も積極的に実施しています。現在の経済産業省「蓄電池・電源産業戦略」には演者も有識者委員として、発足した21年当初から関わっており多々提言をしてきています。その結果、提言がどのように反映されたかについても詳細に解説します。
 ただ課題もあり、日本が圧倒的に実績を有している高品質・高安全をいかにして武器とし競争力を高めるかが大変重要です。この安全性に関する強みを武器として使う政策をとっていない現在の姿は非常に勿体ない現実なのです。そしてそれに伴う日本のxEVへの補助金制度あるべき姿も議論しています。
 このような政府の動きと連動して産業界としても大規模な投資とサプライチェーンに対する戦略と実行を進めており、電池産業の裾野領域まで良い意味での影響を及ぼしています。しかし韓国勢や中国勢に対峙していくためにはまだ課題も多く残っており、そこをどのように改革していけば良いのかにも言及します。
 次世代電池は全固体電池を中心に期待されています。日系自動車各社は20年代後半から30年代にかけて実用化を目標に研究開発を加速させています。しかし同時に、事業化につなげるには課題も山積しています。現状分析と今後の展望、そして進めるべき方向性についても解説します。


【章立て】
 1.自動車電動化の法規・政策動向と対応
  1.1 各国の環境規制と電動化政策
  1.2 電池産業に及ぼすIRA法案の廃案に伴う各業界への影響
  1.3 市場変化に伴う電動化戦略転換と産業界への影響


 2.LIB業界のビジネス動向と今後
  2.1 各国の電池産業の現状と課題
  2.2 電池業界における競争力比較


 3.電池部材業界のビジネス動向と今後
  3.1  LIB部材のシェア変遷と市場動向
  3.2 各部材ごとの課題


 4. LIBの安全性評価と受託試験・認証事業
  4.1 車載用電池の事故・リコールの歴史
  4.2 国連規則と認証事業
  4.3 エスペックの受託ビジネス・認証ビジネス
  4.4  ECE R100 Part IIと以降の試験項目と事例
  4.5 日系電池と日系電動車で公道火災事故がない理由


 5. 車載電池の再利用とリサイクル
  5.1 再利用の事例と課題
  5.2 再利用にあたっての取り組むべき事項
  5.3 リサイクルビジネスの現状と課題


 6. 次世代革新電池の研究開発状況と課題
  6.1 期待される次世代電池
  6.2 全固体電池の現状と課題


 7. 日本の各業界における課題と対応策
  7.1 関連業界の課題
  7.2 2026年6月開催までの「蓄電池・電源産業戦略」におけるトピックスと進むべき方向


 質疑応答


【キーワード】
 電池産業政策、車載電池の事業競争力、日本の強みと弱み、車載電池の安全性、電池リサイクル、全固体電池


【講演の最大のPRポイント】
 電池産業は政治と政策も絡む国家間競争となっています。日本がどういう立ち位置で電池産業を強靭化できるかが最大の焦点です。そのためにも、現状抱えている産業界、学術界、官界の少なからぬ課題を整理し、解決していく方策を述べます。


【習得できる知識】
 ・世界市場における電動化規制と政策転換、および伴う車載電池の事業環境

 ・車載電池の課題と対応

 ・車載電池用部素材業界の課題と対応

 ・車載電池のリユース・元素リサイクルの現状と今後の進め方

 ・日本の電池産業に対する政府としての関りと政策および現状までの実績、さらには今後の課題

 ・次世代電池の現在地と今後の展望

14:25-15:10

2

メンテナンスフリー社会を実現する次世代電源技術:マクセル全固体電池の社会実装

講 師

マクセル株式会社 新事業統括本部 / 設計部第一課長 古川 一揮

【プログラム】

 少子高齢化の進展により、労働人口の減少は先進国共通の深刻な課題となっている。日本においても、インフラや産業機器の維持管理に膨大な工数がかかっており、電池の長寿命化と高い安全性がシステム全体のメンテナンス性を左右する。
 本講座では、こうした社会課題に対するソリューションの1つとして、次世代電池である全固体電池を紹介する。全固体電池の概要に加え、当社における長寿命化に向けた基礎研究の内容を交えながら、実用化に向けた取り組みならびにユースケースを解説する。



【章立て】
 ・全固体電池の開発背景と概要

 ・全固体電池の長寿命化に関する基礎研究

 ・セラミックパッケージ型全固体電池の設計開発

 ・セラミックパッケージ型全固体電池の用途展開

 ・将来展望

 ・質疑応答



【キーワード】
 労働人口減少、産業機器、メンテナンスフリー、次世代電池、全固体電池、長寿命化、高信頼性、高安全性

15:20-16:05

3

全固体電池、ナトリウムイオン電池開発を加速する電気化学測定技術(充放電評価からインピーダンス解析まで)

講 師

株式会社東陽テクニカ 脱炭素・エネルギー計測部/課長 内田 大介

【プログラム】

 脱炭素社会や再生可能エネルギーの普及を背景に、次世代蓄電池として全固体電池やナトリウムイオン電池への期待が高まっています。本講演では、まず全固体電池とナトリウムイオン電池の基本構造や動作原理、特徴を分かりやすく紹介します。その上で、次世代電池の性能を「どのように測り、測定結果から何が分かるのか」をテーマに、充放電評価、dQ/dV(dV/dQ)解析、電気化学インピーダンス分光法(EIS)などの評価技術を解説します。さらに全固体電池やナトリウムイオン電池の測定事例を通じて、性能だけでなく電池内部の反応や抵抗、劣化要因まで読み解くための評価・解析手法を紹介します。


【章立て】
 ・次世代蓄電池が求められる背景と全固体電池、ナトリウムイオン電池への期待

 ・全固体電池、ナトリウムイオン電池の基本構造・動作原理と特徴

 ・リチウムイオン電池との違いと全固体電池、ナトリウムイオン電池の可能性

 ・次世代電池開発における電気化学評価の全体像

 ・充放電測定による容量、寿命、レート、温度特性評価

 ・dQ/dV(dV/dQ)解析による電池反応の「見える化」

 ・電気化学インピーダンス分光法(EIS)の基礎と電池内部の抵抗・界面・拡散現象の解析

 ・充放電測定とEIS測定を組み合わせた電池の劣化解析

 ・次世代蓄電池の研究開発を支える電気化学・充放電測定技術

   質疑応答


【キーワード】
 ナトリウムイオン電池、全固体電池、次世代蓄電池、蓄電池、リチウムイオン電池、電池材料、電池評価、電気化学測定、充放電試験、寿命評価、劣化解析、急速充電、電気化学インピーダンス分光法、EIS、インピーダンス解析、内部抵抗、界面抵抗、dQ/dV、dV/dQ、SOC、SOH、電池診断、電極界面、カーボンニュートラル、再生可能エネルギー


【講演の最大のPRポイント】
 全固体電池、ナトリウムイオン電池の基本構造や特徴から、充放電評価、dQ/dV(dV/dQ)解析、電気化学インピーダンス分光法(EIS)による高度な電池診断までを体系的に解説します。全固体電池、ナトリウムイオン電池の具体的な測定事例を通じて、「測る」だけでなく「性能変化の原因を読み解く」ための評価技術を紹介します。



【習得できる知識】
 ・全固体電池、ナトリウムイオン電池の基本的な仕組みと特徴

 ・次世代電池を「評価する」ための測定手法

 ・充放電データから電池の性能を読み取る方法

 ・電池内部の反応を「見える化」する方法

 ・電気化学インピーダンス分光法(EIS)を用いて電池内部を診断する方法 

 ・充放電測定とEIS測定を組合わせて電池の劣化を多角的に解析する考え方

 ・全固体電池への高度なインピーダンス解析の応用

開催概要

セミナー番号 S2610412
セミナー名 次世代蓄電池産業 社会実装 性能評価
講師名 第1部 名古屋大学 / エスペック(株)/ イリソ電子工業(株) 未来社会創造機構・客員教授 / 役員室・上席顧問 / 役員室・社外取締役 佐藤 登 氏
第2部 マクセル株式会社 新事業統括本部 / 設計部第一課長 古川 一揮 氏
第3部 株式会社東陽テクニカ 脱炭素・エネルギー計測部/課長 内田 大介 氏
開催日時 2026年10月08日(木) 13:00〜16:05
会場 ※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です
受講料

【1名の場合】60,500円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、22,000円が加算されます。

定員 30名
備考

定員:30名

※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたしますので、しばらくお待ちください。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。

※ セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURL、事前配布資料のパスワードについては、別途メールでご案内いたします。基本的には、事前配布資料はマイページからのダウンロードの流れとなります。なお、事前配布資料については、講師側の作成完了次第のお知らせになりますので、この点、ご理解のほどお願い申し上げます。

※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。

※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。

※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。

※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。

※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき22,000円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は22,000円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。

※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。


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