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AIデータセンターの電力需要拡大とインフラ・系統連系の最新動向
~電力確保・蓄電、国内外の系統接続からUPS・給電設備まで~

開催日時 2026年10月27日(火) 09:30-16:15

受講料 1名66,000円(税込)より

セミナー内容

― 急増するAIデータセンターの電力をどう確保するか。国内外の系統連系から蓄電・給電の設計を学ぶ ―

 AIデータセンターの急増により、電力需要への対応と系統接続が課題となっています。

 本講演会では、国内外における大規模需要の系統接続の政策動向と電力系統への影響から、BESS・LDESによる電力確保、さらにデータセンター内部のUPS・配電設計までを解説します。

 AIデータセンターに「電力をどう確保し、接続し、安定して届けるか」を、電力インフラから内部給電までの一連の流れで理解できる講座です。

【今回の登壇者】

  • 第1講:Bayside Energy Insights LLP:高木 裕登 氏「データセンター電力需要拡大に伴う長時間エネルギー貯蔵(LDES)技術の役割と展望」
  • 第2講:東京電力パワーグリッド株式会社:八巻 康一郎/座間 成幸 氏「東京電力パワーグリッドにおけるデータセンターの系統連系の現状と課題」
  • 第3講:株式会社三菱総合研究所:北村 俊平 氏「国内外におけるデータセンター等の大規模需要の系統接続規律に関する動向」
  • 第4講:佐志田技術士事務所:佐志田 伸夫 氏「データセンターの電力設備・交流UPS(無停電電源装置)と直流配電」

講師紹介

プログラム

09:30-10:30

第1講

データセンター電力需要拡大に伴う長時間エネルギー貯蔵(LDES)技術の役割と展望

講 師

Bayside Energy Insights LLP 技術戦略アナリスト 高木 裕登 氏

【プログラム】

 北米ではAI利用の拡大等によりデータセンター(DC)の建設とその電力需要が急拡大し、従来の系統からの電力供給に依存している状況ではさらなるDC容量の追加が困難になりつつある。これに対し、GAFAなどはハイパースケールDC建設を継続、拡大するため、多様な形での電力確保を加速させている。

 本講演ではデータセンターの電力需要急増による北米電力市場の変化を俯瞰し、DC事業者の電力確保の戦略のレビューを行う。そのうえで、電力の需給バランスを維持する手段として不可欠となりつつある蓄電池(BESS)また、さらに長期間にわたる蓄電が可能な長時間エネルギー貯蔵(LDES)技術の展望を行う。最後にDCに特化した統合電源設計の進化をはじめ、今後の電力システムのトレンドを議論する。
【講演のポイント】
 AIデータセンター、ChatGPT, Claude, Geminiなど、ここのところAI関連の話題を耳にしない日はないのではないかと思います。本講演では、急速にAIが進化し、一般ユーザーにも普及が進む中で、コアの設備であるデータセンターを支える電力がどのように供給されているのか、また現在の急激な革新を引き起こしているGAFA等第一線のプレーヤーたちが、データセンターを稼働する電力をどのような戦略で確保に動いているのか、俯瞰していきたいと思います。

【習得できる知識】
 ・データセンター需要拡大が米国電力市場(特にPJM・ERCOT)に与えている影響
 ・GAFA等AIデータセンターを運用するプレーヤー達の電力確保戦略
 ・データセンター電力需要を支える蓄電池の役割
 ・最先端のDC x LDES統合モデル例

【講演のキーワード】
 AI、データーセンター、長期間蓄電、LDES、系統用蓄電日、BESS、再生可能エネルギー、ERCOT、PJM
【章立て】

1. はじめに:データセンターの登場によるUS電力需要トレンドの変化
 1.1 DC消費電力のインパクト 
 1.2 AI加速のインパクト

2. データセンター需要急増の米国電力市場へのインパクト
 2.1 北米における需要急拡大と系統制約
 2.2 北米DC電源調達の構造転換

3. リチウムイオン電池蓄電システム(BESS)の動向と役割
 3.1 リチウムイオン電池のコスト低下とBESSの充放電時間
 3.2 主要プレーヤー比較

4. 長期間蓄電システム(LDES)の登場
 4.1 LDES技術の全体像
 4.2 LDES技術のDC適性

5. 最先端:データセンター×LDESの統合モデル
 5.1 3つの電源軸の限界
 5.2 LDES採用事例と電源統合ロードマップ

6.本日のまとめ

10:45-12:00

第2講

東京電力パワーグリッドにおけるデータセンターの系統連系の現状と課題

講 師

東京電力パワーグリッド株式会社 技術統括室 副室長/技術担当部長 八巻 康一郎/座間 成幸 氏

【プログラム】

 データセンター投資の拡大により国内の電力需要は大きく変化し、電力事業や電力系統に重大な影響を及ぼす可能性がある。一方で、接続申請時と稼働後の需要に乖離が生じる事例もあり、系統への過剰投資や需要家への負担転嫁が懸念されている。

 そこで本講演では、東京電力パワーグリッドにおけるデータセンターの系統連系の現状、課題、取組、および海外でのデータセンターに関する議論や対応策を整理して紹介する。

【講演のポイント】
 生成AIの普及で急増するデータセンター需要は、電力系統にどのような影響を与えるのか。系統連系の課題、国内外の最新動向、および解決に向けた取組をわかりやすく解説します。

【習得できる知識】
 ・データセンターの急増が国内の電力系統に与える具体的な影響
 ・東京電力パワーグリッドのデータセンター対応および系統運用の取組
 ・海外におけるAI向けデータセンターの電力需要特性や電力品質の課題
 ・2025年3月設置のワット・ビット連携官民懇談会の概要

【キーワード】
 データセンター急増と不確実性、電力系統インフラの危機とチャンス
【章立て】

1. データセンター需要の衝撃

 1.1 日本におけるデータセンター需要の動向
 1.2 東京電力パワーグリッドにおけるデータセンター需要の動向

2. データセンターの系統連系が電力系統にもたらす影響
 2.1 電力系統混雑と電力系統設備増強の必要性
 2.2 系統設備構築の長工期化・系統連系までの長期間化
 2.3 過剰な系統設備構築の虞

3. 東京電力パワーグリッドにおける取組(皆さまと一体となった設備構築)
 3.1 適地提案
 3.2 スピードアップとダウンサイジング
 3.3 規律確保

4. 海外の送配電事業者が直面する課題と取組
 4.1 海外のデータセンター需要の動向
 4.2 急激な負荷変動などによる電力系統への影響
 4.3 ワット・ビット連携

13:00-14:30

第3講

国内外におけるデータセンター等の大規模需要の系統接続規律に関する動向

講 師

株式会社三菱総合研究所 電力・エネルギー本部 デマンドサイドイノベーショングループ シニアプロジェクトマネージャー 北村 俊平 氏

【プログラム】

 生成AIの急速な普及を、電力インフラは支えられるのか。 AIやクラウドサービスの拡大を背景に、国内外でデータセンター(DC)の建設が相次ぎ、その膨大な電力需要が電力系統に与える影響が注目されています。我が国でも、特定地域への需要集中や系統接続申込みの増加を受け、新たな制度・ルールの検討が進められています。

 本講演では、こうした国内の政策議論を概観した上で、米国・欧州を中心に、急増するDC需要に対して各国・地域がどのような系統接続ルールや制度的対応を講じているのか、具体的な事例を交えて紹介し、我が国への示唆を考察します。
【講演のポイント】
 生成AI・データセンターの急拡大を電力インフラはどう支えるのか。国内の政策動向と米国・欧州の最新事例から、大規模需要の系統接続を巡る課題と制度対応、今後の日本への示唆を解説します。

【習得できる知識】
 ・生成AI・データセンターによる電力需要拡大と、電力システムへの影響
 ・国内におけるデータセンター等の大規模需要の系統接続を巡る課題と政策動向
 ・米国・欧州における大規模需要の系統接続ルール・制度対応の最新動向
 ・海外事例を踏まえた、日本の系統接続制度・電力インフラ整備への示唆

【キーワード】
 生成AI/データセンター(DC)/電力インフラ/系統接続/大規模需要/電力需要/海外電力制度/PJM/CAISO/SPP/ERCOT/National Grid

【章立て】

1. データセンター需要拡大と電力システムへの影響

2. 国内における大規模需要の系統接続を巡る政策動向

3. 大規模需要への対応に向けた各国のアプローチ

4. 海外における大規模需要の系統接続規律の動向

 4.1 米国における動向
 4.2 欧州における動向

5. 我が国への示唆と今後の展望

14:45-16:15

第4講

データセンターの電力設備・交流UPS(無停電電源装置)と直流配電

講 師

佐志田技術士事務所 所長 技術士(総合技術監理部門、電気電子部門)/(元) 三菱電機、A.P.C.Japan、日本ヒューレット・パッカード、シュナイダーエレクトリック 佐志田 伸夫 氏

【プログラム】

 データセンターの安定した運転には安定した電力供給が必須であり、そのカギとなる電力設備がUPS(無停電電源装置)である。

 急増しているクラウド向けの超大型(ハイパースケール)データセンターでは大量の電力を消費するため、効率化(PUE低減)、脱炭素化(グリーン化)が求められ、UPSにもリチウムイオン電池などの新しい技術が採用されている。また、生成AI用サーバーの能力を最大限に発揮させるためにはより大量の電力が必要なことから、交流配電の限界となり、直流配電が実用化されて来ている。

 本講座ではデータセンターの電力設備に関連する最新の技術動向を体系的に解説する。

【講演のポイント】
 高可用性が求められるデータセンター電力設備の基本とそのカギを握るUPS、最新の大容量AIデータセンターで実用化が始まっている直流配電などの最新技術動向について解説します。

【習得できる知識】
 ・データセンターで使用される、各種電力設備の動向
 ・電力系統に障害が発生した場合に安定した運用を継続するための、高可用性給電システム
 ・データセンターで使用される電力機器(UPS、発電機、配電機器など)
 ・AIサーバー向けに実用化され始めた高圧直流配電方式

【キーワード】
 データセンター電力設備、AIデータセンター、直流配電、高圧直流給電、PUE、SST、BBU

【章立て】

1. データセンターで使用されるIT機器

 1.1 サーバー内部の電源構成(2電源入力)
 1.2 電源電圧変動とIT機器の耐量

2. データセンターの給電構成
 2.1 データセンターのPUE
 2.2 冗長構成、ティアレベル
 2.3 停電時の動作
 2.4 ピークシェービング

3. データセンターの電気設備
 3.1 受変電機器
 3.2 UPS(無停電電源装置)
 3.3 バッテリー
 3.4 非常用発電機
 3.5 配電機器(PDU、バスダクト、ラックPDU)

4. 直流配電
 4.1 大容量AIサーバーの電源構成
 4.2 直流給電システム
 4.3 ソリッドステートトランス(SST)
 4.4 バッテリバックアップシステム(BBU)


※受講料の振り込みは、開催翌月の月末までで問題ありません
※前日のお申込みでも対応させていただきます(1週間前までにご登録いただけると助かります)


2名目様からは一律・22,000円で受講できますので、是非、ご検討ください!

開催概要

セミナー番号 S2610522
セミナー名 データセンターと電力系統
講師名 第1部 Bayside Energy Insights LLP 技術戦略アナリスト 高木 裕登 氏
第2部 東京電力パワーグリッド株式会社 技術統括室 副室長/技術担当部長 八巻 康一郎/座間 成幸 氏
第3部 株式会社三菱総合研究所 電力・エネルギー本部 デマンドサイドイノベーショングループ シニアプロジェクトマネージャー 北村 俊平 氏
第4部 佐志田技術士事務所 所長 技術士(総合技術監理部門、電気電子部門)/(元) 三菱電機、A.P.C.Japan、日本ヒューレット・パッカード、シュナイダーエレクトリック 佐志田 伸夫 氏
開催日時 2026年10月27日(火) 09:30〜16:15
会場 ※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です
受講料

●1名様  :66,000円(税込、資料作成費用を含む)
●2名様以上:22,000円(お一人につき)
 ※受講料の振り込みは、開催翌月の月末までで問題ありません

定員 30名
備考

定員:30名

※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたします。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。

※ セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURL、事前配布資料のパスワードについて、別途メールでご案内いたします。基本的にはマイページからのダウンロードの流れとなります。なお、事前配布資料については、講師側の作成完了次第のお知らせになりますので、この点、ご理解のほどお願い申し上げます。

※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。

※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。

※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。

※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。

※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき22,000円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は22,000円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。

※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。


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