【 LIVE配信・WEBセミナー】

粉体の表面性質・表面処理と簡単にできる機能性ナノコーティング

★2024年9月20日WEBオンライン開講。 福井技術士事務所 代表 福井氏が粉体の表面性質・表面処理と簡単にできる機能性ナノコーティングについて解説する講座です。

■本講座の注目ポイント

★様々な産業に利用されている粉体配合製品の付加価値を高めるためには粉体の性質を知る必要がある。本講座ではそれらの性質を述べた後、一般的な表面処理を紹介し、最後に自己組織化によって簡単に処理できる「機能性ナノコーティング」について述べる。

セミナー番号
S240941
セミナー名
粉体表面処理
講師名
  • 福井技術士事務所  代表  福井 寛 氏
開催日
2024年09月20日(金) 10:30-16:30
会場名
※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です
受講料(税込)

【1名の場合】45,100円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。

詳細

定員:30名

※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたしますので、しばらくお待ちください。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。

※ セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURL、事前配布資料のパスワードについては、別途メールでご案内いたします。基本的には、事前配布資料はマイページからのダウンロードの流れとなります。なお、事前配布資料については、講師側の作成完了次第のお知らせになりますので、この点、ご理解のほどお願い申し上げます。


※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。

※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。

※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。

※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。

※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。

※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。

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【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】

■本セミナーの主題および状況

★様々な産業に利用されている粉体。粉体配合製品の付加価値を高めるためには粉体の性質を知る必要がある。粉体にはバルクの性質に加えて粒子の性質と表面の性質があるため、それらの大まかな知識がないと全体的に把握できない。特に表面に関する性質には表面に吸着した分子の状態、濡れに関する状態などが影響し合っており、また他成分と共存させると製品を劣化させる場合もある。本講座では粉体の性質を述べた後、一般的な表面処理を紹介し、最後に自己組織化によって簡単に処理できる「機能性ナノコーティング」について述べる。

■注目ポイント

★粉体の粒子的性質、表面の性質などについて学習、習得できる!

★粉体の固相、液相、気相など各種表面処理について学習、習得できる!

★機能性ナノコーティングの各種表面処理、機能性基の付与、応用について学習、習得できる!


講座担当:齋藤順

≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫

【時間】 10:30-16:30

【講師】福井技術士事務所 代表 福井 寛 氏

【講演主旨】

 粉体は様々な産業に利用されている。この粉体配合製品の付加価値を高めるためには粉体の性質を知る必要がある。しかし、粉体にはバルクの性質に加えて粒子の性質と表面の性質があるため、それらの大まかな知識がないと全体的に把握できない。
 特に表面に関する性質には表面積や細孔分布、表面に吸着した分子の状態、表面電荷および親水性・疎水性といった濡れに関する性質などがあり、それらがお互いに影響を及ぼし合っている。また、粉体は溶媒やポリマーなどに分散して利用する場合が多く、この粉体の分散にも表面が大きな影響を与えている。また、粉体を他成分と共存させると、粉体の触媒活性によって共存する他の成分に影響を与え、製品の品質を劣化させる場合がある。その触媒活性を封鎖することも重要であるが、その活性を利用して表面処理することもできる。まず表面の触媒活性を消失させて、その後に分散性などの機能性を付与することが望ましい。粉体の表面処理というと古臭さを感じさせるが、精密なナノコーティングは「先端技術」の匂いの強いプロセスとなる。
 本講では粉体の性質を述べた後に、一般的な表面処理を紹介し、最後に自己組織化によって簡単に処理できる「機能性ナノコーティング」について述べる。

【プログラム】

1.粉体とは何か
 1.1 粉体の粒子的性質
  ・粒子の大きさ
  ・粒子の形
 1.2 粉体の表面の性質
  ・表面積、細孔分布など
  ・表面官能基(水酸基)、電荷、等電点など
  ・濡れ、分散性など
 1.3 粉体の触媒活性
  ・粉体表面の酸、塩基点とその簡便な測定法
  ・粉体の酸化、還元活性と熱測定を用いた粉体の油脂酸化測定法
  ・光触媒

2.粉体の表面処理
 2.1 固相による表面処理
  ・メカノケミカル反応、ナノ・ミクロン粒子複合化など
 2.2 液相による表面処理
  ・還元法、ゾルゲル法、カップリング剤処理、ポリマー(シリコーン、フッ素系)処理など
 2.3 気相による表面処理
  ・プラズマ処理、物理蒸着法(PVD)、化学蒸着法(CVD)など
 
3.機能性ナノコーティング
 3.1 あるがままの表面を利用した表面処理
  ・粉体そのものの活性によるプロピレンオキシド、スチレンなどの表面重合
 3.2 環状シロキサンによるナノコーティング
  ・ただシリコーンガスと接触させるだけの簡単な方法
  ・細孔を塞ぐことなく1nm以下の均一コーティング
  ・ナノ薄膜の生成機構
  ・共存する成分を分解させない粉体の不活性化が実現
 3.3 ナノコーティングされた粉体の焼成
  ・酸化鉄、二酸化チタンの熱による結晶転移を抑制、焼結防止
  ・複合酸化物が生成しルイス酸が発現
 3.4 ナノコーティング膜への機能性基の付与
  ・ヒドロシリル化反応でSi-H基を機能性基に変える
  ・アルキル基の付加と分散性
  ・アルコール性水酸基、イオン交換基などの付加
 3.5 機能性ナノコーティングの応用
  ・化粧品への応用
  ・塗料への応用
  ・高速液体クロマトグラフィーへの応用

【質疑応答】


【キーワード】

粒子、粉体、表面、表面処理、表面改質、表面官能基、細孔分布、電荷、等電点、触媒活性、パルス反応、固体酸・塩基、酸化、光触媒、濡れ、分散、メカノケミカル、カップリング剤、ゾルゲル法、PVD、CVD、環状シロキサン、ナノコーティング、ヒドロシリル化


【講演者の最大のPRポイント】

演者は粉体の表面を処理することで付加価値の高い製品を開発してきた。粉体の基礎的な性質や一般的な表面処理などを報告した後、機能性ナノコーティングについて経験を含めて紹介する。機能性ナノコーティングはシリコーンの自己組織化を利用した簡便な方法で、この知見が付加価値の高い新製品開発に役立つと考えられる。様々な分野で検討して頂きたい。


【習得できる知識】

産業で多く使用されている粉体・微粒子のバルク特性、粒子特性、表面特性を全体的に把握できる。また、粉体・微粒子の表面処理の考え方の基本を理解することにより、より付加価値の高い製品を開発できる。



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