日欧プラスチック容器包装リサイクルの法制度と資源循環戦略【アーカイブにて別日視聴可能】
~日欧包装廃棄物法規と資源循環目標~
★2025年6月16日開講。【(元)大日本印刷/藤井包装技術事務所:藤井氏】に、日欧のプラスチック容器包装に関わる法規制とプラスチック資源循環戦略について解説いただきます。
■本講座の注目ポイント
当日参加できない方は、6/18~7/18の期間内にアーカイブ視聴可能です
当講演では、日本と欧州のプラスチック資源循環の取り組み・法規則について学べます
①日本における、容器包装リサイクル制度の課題・対応について解説します
②欧州における、包装廃棄物規則とリサイクル目標ついて解説します
- 藤井包装技術事務所 所長 藤井 均 氏
●1名様 :38,500円(税込、資料作成費用を含む)
●2名様以上:16,500円(お一人につき)
※受講料の振り込みは、開催翌月の月末までで問題ありません
定員:30名
※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたします。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。
※ セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURL、事前配布資料のパスワードについて、別途メールでご案内いたします。基本的にはマイページからのダウンロードの流れとなります。なお、事前配布資料については、講師側の作成完了次第のお知らせになりますので、この点、ご理解のほどお願い申し上げます。
※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。
※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。
※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。
※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。
※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。
※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。
【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】
≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫
※当日以外のアーカイブ視聴をご希望の方は、お申込みの備考欄に『当日以外のアーカイブ視聴希望』をご記入ください
【時間】 13:00-16:00
【講師】藤井包装技術事務所 所長 藤井 均 氏
【講演主旨】
日本では、容器包装リサイクル法により容器包装のリサイクルが進められてきたが、プラスチック資源循環促進法を定め、プラスチック容器包装とプラスチック製品の一括回収、店頭回収及び産業廃棄物事業の認定制度によるリサイクル促進を目指している。プラスチック資源循環促進法にて、マイルストーンの目標値を基本方針に掲げ、リデュース、リサイクル、再生材・バイオマス利用について定量的に検証していく。
欧州では、2030年までにEU市場のすべてのプラスチック容器包装をリサイクル可能とするため、市場投入可能な容器包装のリサイクル性能等級を定めた。さらに、プラスチック包装中の再生プラスチック材使用量基準を定め、再生材の用途拡大を図る。包装廃棄物規則(2024年12月理事会採択)において、上記以外に、リサイクル目標、リユース目標、リデュース目標、堆肥化可能な包装指定などが定められ、リデュース、リユース,リサイクル促進を目指している。
本講演では、日本と欧州のプラスチック資源循環の取り組みについて述べ、その違いについて説明する。
【習得できる知識】
①循環型社会の定義、数値目標、法律体系
②容器包装リサイクルの現状 ・容器包装リサイクル法及び制度 ・プラスチック容器包装リサイクル状況、リサイクル技術、製品
③プラスチック資源循環戦略(3R+renewable)マイルストーン
④プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律
➄欧州容易包装リサイクル現状
⑥欧州包装廃棄物規則(リサイクル可能な包装等級基準・プラスチック包装中のリサイクルプラスチック材使用基準・リサイクル・削減率目標)
【プログラム】
※オレンジのラインが、2025年度としての情報が更新されているポイントになります!
Ⅰ.日本におけるプラスチック容器包装リサイクル
1. 循環型社会とは
1.1 定義
1.2 循環型社会形成の推進に関する法体系
2. プラスチックマテリアルフロー
廃プラスチック排出量及び有効利用量・内訳
3. 容器包装リサイクル現状
3.1 容器包装の回収状況
3.2 プラスチックリサイクル技術・リサイクル製品
4. 容器包装リサイクル制度の課題・対応
5. プラスチック資源循環戦略
5.1 基本原則(3R + Renewable )
5.2 今後の戦略展開(マイルストーン)
6. プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律
6.1 プラスチック使用製品設計指針及び認定基準案
6.2 特定プラスチック使用製品の使用の合理化
6.3 市町村の分別収集及び再商品化
6.4 製造事業者等による自主回収及び再資源化
6.5 排出事業者による排出の抑制及び再資源化等
7. プラ循環促進法にもとづく分別収集・再商品化計画状況
8. 資源自律経済戦略の実現に向けた制度見直し
Ⅱ. 欧州におけるプラスチック容器包装リサイクル
1. サーキュラーエコノミー
2. 欧州のプラスチック戦略
3. 包装及び包装廃棄物指令(94/62/EC、2004/12/EC、2018/852/EC)
4.欧州容器包装リサイクルの現状
4.1 容器包装廃棄物の素材別発生量
リサイクルプラスチックの生産量、製品に含まれるリサイクルプラスチック使用率
4.2 容器包装廃棄物のリカバリー率リサイクル率推移
4.3 各国のリカバリー率、リサイクル率、埋立
4.4 リサイクル手法
5. 包装及び包装廃棄物規則(2024年12月16日 EU理事会採択)
5.1 リサイクル可能な包装
リサイクル性能等級設定 大規模リサイクル基準設定
循環型経済設計(CEFLEX)
5.2 プラスチック包装中のリサイクルプラスチック材使用基準
5.3 たい肥化可能な包装
5.4 包装の最小化
5.5 リサイクル目標とリサイクルの推進: 容器包装素材毎のリサイクル目標
5.6 経済事業者の義務: EU適合宣言書作成、ラベル、輸入者の義務
6.再生プラスチック材料および食品との接触を意図した製品の規則
【質疑応答】
※当日以外のアーカイブ視聴をご希望の方は、お申込みの備考欄に『当日以外のアーカイブ視聴希望』をご記入ください。