【 LIVE配信・WEBセミナー】

培養肉・代替肉の社会実装に向けた 生産システムの創出と事業化の最新動向

★2025年1月16日WEBでオンライン開講。株式会社矢野経済研究所 廣瀬 愛 氏、石川県立大学 古澤 和也 氏、東京女子医科大学 清水 達也 氏の3名が培養肉・代替肉の社会実装に向けた 生産システムの創出と事業化の最新動向について解説する講座です。

■注目ポイント

★代替タンパク質に関するフードテックの最新事例等を紹介!

★食肉の食感を定量的に評価するための基礎知識や実際の細胞性食肉の物性結果、食肉の食感を再現するための今後の課題について解説!

★藻類を用いた細胞性食品生産システム(サーキュラーセルカルチャーシステム)について紹介!

セミナー番号
S250123
セミナー名
培養肉・代替肉
講師名
  • 第1部  株式会社 矢野経済研究所  フード&ライフサイエンスユニット アグリ・食糧グループ 上級研究員  廣瀬 愛 氏
  • 第2部  石川県立大学  生物資源環境学部 食品科学科  古澤 和也 氏
  • 第3部  東京女子医科大学  先端生命医科学研究所  清水 達也 氏
開催日
2025年01月16日(木) 15:00-18:45
会場名
※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です
受講料(税込)

【1名の場合】49,500円(税込、テキスト費用を含む)

2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。

詳細

定員:30名

※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたしますので、しばらくお待ちください。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。

※ セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURLについては、別途メールでご案内いたします。事前の配布資料につきましては紙テキストで郵送にてお送りいたします。

※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。

※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。

※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。

※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。

※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。

※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。

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【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】

■本セミナーの主題および状況

★世界の人口増加、食肉の需要増加、気候変動、食料安全保障などの背景から大豆など植物から作られる「植物由来肉」や、細胞培養から作られる「培養肉」など、「代替肉」の研究が進んでいる。

★プロセスの中で低コストかつアニマルフリーの培養液開発が大きな課題となっており、また、よりおいしい細胞性食肉を実現するためには食肉の食感を再現する必要があるなど様々な課題がある。

■注目ポイント

★代替タンパク質に関するフードテックの最新事例等を紹介!

★食肉の食感を定量的に評価するための基礎知識や実際の細胞性食肉の物性結果、食肉の食感を再現するための今後の課題について解説!

★藻類を用いた細胞性食品生産システム(サーキュラーセルカルチャーシステム)について紹介!

講座担当:枩西 洋佑

≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン学習講座になります≫

【第1講】 フードテックで実現する持続可能な食の未来

【時間】 15:00-16:00

【講師】株式会社 矢野経済研究所 フード&ライフサイエンスユニット アグリ・食糧グループ 上級研究員 廣瀬 愛 氏

【講演主旨】

 近年、大豆など植物から作られる「植物由来肉」や、細胞培養から作られる「培養肉」など、「代替肉」の研究が進んでいる。これらの代替タンパク質が注目を集める背景には、世界の人口増加、食肉の需要増加、気候変動、食料安全保障などの要因があるとみられている。
 植物由来肉では、米国でスタートアップ企業の成功からブームが始まり、企業の市場参入が活発化した。ブームの背景には、食味の向上、健康志向、持続可能な食糧生産への配慮や関心の高さ、柔軟な食のスタイルの消費者が増加傾向にあること等が挙げられる。欧米を中心として市場は成長し、日本においても一般消費者向け・業務用ともに商品化が進められてきた。
 さらに、菌類による代替タンパク質や、微生物を活用した「精密発酵」の技術等も、次世代の代替タンパク質として注目されている。これら、代替タンパク質に関するフードテックの最新事例等を紹介する。

【プログラム】

1.代替タンパク質が注目される背景
2.代替タンパク質市場の現状
3.代替タンパク質市場の今後の展開
【質疑応答】

【キーワード】
代替肉、プラントベース、フードテック、植物由来肉、培養肉
【講演のポイント】
代替タンパク質、フードテック、アグリテック関連の調査研究に従事し、セミナー講演等多数。
【習得できる知識】
・世界の食料生産の課題と、代替タンパク質が注目されるに至った背景
・代替タンパク質のカテゴリと生産方法
・代替タンパク質の現状と展開可能性

【第2講】 食肉の食感を再現した細胞性食肉製造技術の開発

【時間】 16:05-17:20

【講師】石川県立大学 生物資源環境学部 食品科学科 古澤 和也 氏

【講演主旨】

 細胞性食肉が社会に受け入れられるためには、何よりも食肉としておいしいと感じてもらえるような食べ物である必要があります。食べ物のおいしさのうち硬い、やわらかい、粘っこい、さらさらしているなどの言葉で言い表される物理的な味は食感としてよく知られています。よりおいしい細胞性食肉を実現するためには、食肉の食感を再現する必要があります。この講演では食肉の食感を定量的に評価するための基本的な知識について知ることができます。また、実際の細胞性食肉の物性を調べた結果や、食肉の食感を再現するための今後の課題についても言及します。

【プログラム】

1.食品の食感の評価法

2.粘弾性

3.簡単な粘弾性模型

4.食肉の食感を再現する試み

【まとめ・質疑応答】


【キーワード】

細胞性食肉(培養肉)、食感、粘弾性

【講演のポイント】

・細胞性食肉(培養肉)の食感を定量的に評価するための基本的な知識を学ぶことができます。

・実際の細胞性食肉(培養肉の)粘弾性評価の実例を知ることができます。

・細胞性食肉の食感を実際の食肉に近づけるために今後どのような課題があるのかのヒントが得られます。

【習得できる知識】

・粘弾性特性を調べるためのレオロジーの基礎

・細胞性食肉のような複雑な素材の粘弾性特性の実例とデータの解釈の方法論


【第3講】 微細藻類と動物細胞を用いた循環型細胞性食品生産システムの創出

【時間】 17:30-18:45

【講師】東京女子医科大学 先端生命医科学研究所 清水 達也 氏

【講演主旨】

 食料危機を回避すべく細胞培養による食料(細胞性食品)生産が世界的に注目されている。そのプロセスは細胞ソース確保、細胞増幅、細胞の立体組織化であるが、その中で低コストかつアニマルフリーの培養液開発が大きな課題の一つである。また培養液中の栄養素は化石燃料由来の肥料を用いて栽培する穀物由来であること、細胞性食品の普及に伴い大量の培養廃液が生じることも将来的な課題である。そこで我々は藻類由来成分から構成される培養液で動物細胞の培養を行い、さらに動物細胞の培養で生じる廃液を藻類の栄養源として循環させることで、低環境負荷の細胞性食品生産システム(サーキュラーセルカルチャー)の構築を目指している。本講義では世界的な細胞性食品開発の現状と藻類を用いたサーキュラーセルカルチャーシステムについて紹介する。

【プログラム】

1. 細胞性食品の必要性

2. 細胞性食品生産の基礎と現状

 2-1 細胞ソース

 2-2 培養液

 2-3 大量培養

 2-4 組織化(ティッシュエンジニアリング・細胞足場)

3.循環型細胞性食品生産システム(サーキュラーセルカルチャーシステム:CCCシステム)

 3-1 CCCの着想

 3-2 藻類について

 3-3 藻類抽出液による動物細胞の培養

 3-4 動物細胞培養廃液を用いた藻類の培養

 3-5 CCCシステム

4.今後の展望

【質疑応答】


【キーワード】

細胞性食品、培養肉、藻類、廃液リサイクル、サーキュラーセルカルチャー

【講演のポイント】

再生医療/組織工学の第一人者である講演者が、それらの知見・技術の応用展開としての細胞性食品の開発動向について概説するとともに、藻類培養との技術融合による革新的な循環型食料生産システムの開発について紹介する。

【習得できる知識】

細胞性食品に関する知識

組織工学に関する知識

細胞培養液に関する知識

藻類を用いた循環型食料生産システムに関する知識


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