【 LIVE配信・WEBセミナー】

インフラ診断高度化のための非破壊検査の最新動向・測定・評価手法と劣化因子の解析技術

~近赤外光およびミリ波・テラヘルツ波・非接触音響探査法などを使用した検査技術~

★2025年7月31日WEBでオンライン開講。 徳島大学 上田氏、芝浦工業大学 田邉先生、桐蔭横浜大学 杉本先生がそれぞれインフラ診断高度化のための非破壊検査の最新技術と測定評価手法について、近赤外光およびミリ波・テラヘルツ波・ 非接触音響探査法などを使用した検査技術につき、解説する講座です。


■注目ポイント

★近赤外光やテラヘルツ波を利用した検査手法はコンクリート中の塩化物イオン濃度や,水分,中性化など,コンクリート中の鋼材腐食や様々の劣化を引き起こす劣化因子を効率よく検出できる可能性がある。その研究を長年行った先生からのご講演!

セミナー番号
S250702
セミナー名
インフラ非破壊検査
講師名
  • 第1部  徳島大学  社会産業理工学研究部/教授  上田 隆雄 氏
  • 第2部  芝浦工業大学  デザイン工学部 デザイン工学科 教授  田邉 匡生 氏
  • 第3部  桐蔭横浜大学  大学院工学研究科/教授  杉本恒美 氏
開催日
2025年07月31日(木) 13:00-17:15
会場名
※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です
受講料(税込)

●1名様  :49,500円(税込、資料作成費用を含む)

●2名様以上:16,500円(お一人につき)

 ※受講料の振り込みは、開催翌月の月末までで問題ありません

詳細

定員:30名

※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたしますので、しばらくお待ちください。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。

※ セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURL、事前配布資料のパスワードについては、別途メールでご案内いたします。基本的には、事前配布資料はマイページからのダウンロードの流れとなります。なお、事前配布資料については、講師側の作成完了次第のお知らせになりますので、この点、ご理解のほどお願い申し上げます。

※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。

※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。

※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。

※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。

※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。

※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。


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【【本セミナーの主題および状況  本講座の注目ポイント】】

主題状況

★近赤外光やテラヘルツ波を利用した検査手法はコンクリート中の塩化物イオン濃度や,水分,中性化など,コンクリート中の鋼材腐食や様々の劣化を引き起こす劣化因子を効率よく検出できる可能性がある。その研究を長年行った先生からのご講演!


講座担当:青木良憲


≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫

【第1講】 近赤外光およびテラヘルツ波を用いた検査手法 ~インフラコンクリート構造物の健全性診断とその評価~

【時間】 13:00-14:15

【講師】徳島大学 社会産業理工学研究部/教授 上田 隆雄 氏

【講演主旨】

 国内外のインフラコンクリート構造物は今後急速に老朽化が進み,効率的な維持管理手法の確立が強く求められています.今回ご紹介する近赤外光やテラヘルツ波を利用した検査手法は,現時点で確立された手法でありませんが,コンクリート中の塩化物イオン濃度や,水分,中性化など,コンクリート中の鋼材腐食や様々の劣化を引き起こす劣化因子を効率よく検出できる可能性があります.徳島大学において約20年前から行ってきた研究成果を中心にご紹介したいと思います.

【プログラム】

1.インフラコンクリート構造物の劣化の現状

2.コンクリート中の塩化物イオン濃度の測定
 2-1 従来の方法
 2-2 セメント硬化体中の塩化物イオン濃度の近赤外分光法による推定
 2-3 実コンクリート構造物への適用例

3.コンクリート(モルタル)中の水分の近赤外分光法による検出

4.コンクリートの中性化,ASRの近赤外分光法による評価

5.近赤外分光法とテラヘルツ波の併用によるモルタル中の劣化因子の検出

【質疑応答】
コンクリート構造物,近赤外光,テラヘルツ波,塩化物イオン濃度,水分,中性化

【講演のポイント】
コンクリート中の塩化物イオン濃度や水分などの劣化因子を現場で効率よく検出する手法として,近赤外光やテラヘルツ波など電磁波を利用した手法の検討が進んでいる.講演者はこのような分野の研究を20年程度実施してきており,その概要を紹介できる.

【習得できる知識】
近赤外光やテラヘルツ波を用いたコンクリート中の各種劣化因子検出に関する研究の現状を把握できる.

【第2講】 ミリ波~テラヘルツ波の広帯域測定によるインフラ非破壊診断

【時間】 14:30-15:45

【講師】芝浦工業大学 デザイン工学部 デザイン工学科 教授 田邉 匡生 氏

【講演主旨】

 テラヘルツ波は電波の特性であるプラスチックやコンクリートの非極性物質に対する透過性が高いだけでなく、光の特性としての直進性があり、光学設計が可能である。エネルギーとしては室温に相当するので人体に影響なく使用できる。

 このようなテラヘルツ波の特性は、コンクリート構造物内部の非破壊検査にも展開できる。コンクリートの低周波数帯における透過性は高く、内部の鉄筋からの反射で位置を確認できる。また、特定の周波数のテラヘルツ波は金属腐食生成物により吸収するので、腐食部の位置と危険レベルを診断できる。ひび割れや含水によるテラヘルツ波の散乱や吸収からそれらの分布を知ることができる。極性液体である水はテラヘルツ波の吸収が大きいので、水を増感剤とすることでコンクリート内部のひび割れを高い感度で検出できる。

【プログラム】

1.電波と光波のどちらの特性もあわせもつ広帯域テラヘルツ波

2. テラヘルツ計測系の構築

1) テラヘルツデバイス

 a)光源・検出器

 b)光学部品(ミラー、フィルター、絞り)

 c)計測系構築(干渉制御)


2) 計測システム構築

 a)透過・反射測定系


3. テラヘルツで分かること

 a)表面含水率や腐食状態

 b)コンクリート組成や木材密度

 c)内部にあるクラックや鉄筋の状態評価

 d)絶縁被覆電線


【質疑応答】


【第3講】 非非接触音響探査法を用いたコンクリート構造物に対する非破壊検査 ―遠距離非接触で実施できる叩き点検の代替手法―

【時間】 16:00-17:15

【講師】桐蔭横浜大学 大学院工学研究科/教授 杉本恒美 氏

【講演主旨】

波照射加振と走査型レーザドップラ振動計を用いた非接触音響探査(NCAI)法は,打音点検と同じたわみ共振現象を利用して、コンクリート構造物等の表層に存在する内部欠陥を遠距離非接触で探査することができる手法である。本手法の利点は,音源とLDVの配置の自由度が高い点にあり,実際に,音源自体をドローンに搭載した計測も可能であることが明らかになっている。本講演では,NCAI法の概要,橋梁床版(高さ30mを超える高架橋),地下空洞天井部における吹付コンクリート(離隔25m)および飛行中のドローンからの音波照射加振を用いたタイル外壁などの探査結果例に加え、現在検討が行われている移動計測なども含めたNCAI法の最新動向について紹介する。

【プログラム】

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