粘着シート開発の基礎と活用法およびメーカー/ユーザーの両視点から見た評価方法
★2026年3月26日WEBでオンライン開講。神上コーポレーション株式会社 鈴木氏が、【粘着シート開発の基礎と活用法およびメーカー/ユーザーの両視点から見た評価方法】について解説する講座です。
■注目ポイント
★「構造」と「材料」の融合技術を軸に粘着技術を深く掘り下げ、粘着テープを製品に上手に使うノウハウ(NEEDS)の伝授と顧客のニーズに合う開発・設計(SEEDS)の両視点から粘着という接合技術をテーマに解説!
- 神上コーポレーション株式会社 代表取締役 鈴木 崇司 氏
【1名の場合】45,100円(税込、資料作成費用を含む)
2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。
定員:30名
※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたしますので、しばらくお待ちください。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。
※ セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURL、事前配布資料のパスワードについては、別途メールでご案内いたします。基本的には、事前配布資料はマイページからのダウンロードの流れとなります。なお、事前配布資料については、講師側の作成完了次第のお知らせになりますので、この点、ご理解のほどお願い申し上げます。
※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。
※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。
※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。
※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。
※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。
※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。
【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】
■本セミナーの主題および状況
★接着シートは、その利便性と汎用性の高さから、電気・電子、自動車、医療、建築、土木、農業など、実に多岐にわたる分野で不可欠な存在です。
★特に、防水・防食、仮固定、表面保護、そして医療用途においては幅広く利用されていますが、その用途に応じて求められる機能や性質は大きく異なります。
■注目ポイント
★「粘着技術」の肝となる部分に焦点を当て化学と構造設計の融合技術を重点的に解説!
★粘着シート開発の基礎、その提案のポイント、活用方法について解説!
★メーカー側とユーザー側の両視点から見た評価方法とその意図について深く解説!
講座担当:牛田孝平
≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫
【時間】 13:00-16:30
【講師】神上コーポレーション株式会社 代表取締役 鈴木 崇司 氏
【講演主旨】
接着シートは、その利便性と汎用性の高さから、電気・電子、自動車、医療、建築、土木、農業など、実に多岐にわたる分野で不可欠な存在です。特に、防水・防食、仮固定、表面保護、そして医療用途においては幅広く利用されていますが、その用途に応じて求められる機能や性質は大きく異なります。
本講座では、「粘着技術」の肝となる部分に焦点を当て、化学と構造設計の融合技術を重視します。メーカー側とユーザー側の両視点から見た評価方法とその意図について深く掘り下げて解説。さらに、以下の内容を通じて、接着シートに関する包括的な理解を深めていただけます。
【プログラム】
1.粘着シートの基本構成と加工、サプライチェーン
1-1 基本構成
①両面テープ(ダブルセパ、シングルセパ)
②片面テープの構成要素(粘着剤、基材、セパレーター)
1-2 粘着メカニズム
①粘着強度の考え方
・分子間力
・アンカリング効果(物理的なかかり)
②粘着の形態、種類、特徴
・有機溶剤系
・エマルジョン系
・固形系
・ホットメルト系
・モノマーバーシロップ系
③接着剤との違い、強度検討要素
1-3 基本加工やサプライチェーン基礎
①基本加工の種類
②サプライチェーンの基礎
2.粘着シートの構成・種類・特徴
2-1 ベース/基材: テープの特性を大きく決める中心層
・材料
・厚み
・性能
2-2 粘着層:材料選択によってテープの「顔」が変わる
・ゴム材料
・アクリル材料
・シリコーン材料
・ウレタン材料 他
2-3 層構成:テープ開発においてコストと品質を大きく左右する要素
2-4 防水テープの選定例
3.粘着シートの評価方法(メーカー視点)
3-1 JIS Z0237(2009) 粘着テープ・粘着シート試験方法
3-2 主な試験方法
①粘着力/ピール試験
②剪断力
③タック試験
④伸び/引張試験
⑤定荷重保持力
⑥その他
4.粘着シート活用方法と選定時の留意点(ユーザー視点)
4-1 メーカー評価との視点の違い
4-2 求められる評価
①粘着力
②光学スペクトル
③段差追従/曲面追従
④防水性
⑤リペア性
⑥その他(高温、低温、温度サイクル、長期、ウェザー試験)
5.メーカー紹介とその得意技術
5-1 河村産業株式会社
①塗工(クリーンコーティング加工)
②プラズマ表面処理
③スリット加工
④真空熱プレス加工
⑤フィルムシート加工 他
5-2 DIC株式会社
①事業領域
②研究開発の強み
③防水テープの共同開発 #84シリーズ PEフォーム
④易解体ソリューション DSAシリーズ
⑤各種両面/片面テープ (最近トレンド)
5-3 共同技研化学株式会社
①防水テープの共同開発 300Z 分子勾配膜
②無溶剤高透明メークリンゲル
5-4 ソマール株式会社
①メーカー兼商社としての強み
②再剥離テープ ソマタック 各種
③耐熱UV剥離型粘着フィルム
④耐熱再剥離粘着フィルム
⑤耐熱帯電防止粘着フィルム
⑥耐熱永久接着フィルム
⑦その他、ソマタックWA(微粘着)、ソマタックUV(UV剥離)、ソマタックCR(冷却剥離)、ソマタックTE(熱剥離)
⑧ダイシングテープ、工程内部材
6.まとめ
【質疑応答】
【キーワード】
・打ち抜き加工、トムソン型、ピナクル型
・粘着力・耐久性・環境適応性
・JIS Z0237 (2009)
・分子間力・アンカリング効果
・無溶剤系 (モノマーシロップ系/ホットメルト型)
・メーカー評価との視点の違い (ユーザー視点)
・DSAシリーズ
・300Z 分子勾配膜
・耐熱UV剥離型粘着フィルム・耐熱再剥離粘着フィルム
・動的粘弾性 (G'・G''・tanδ)
【講演のポイント】
本セミナーでは、「構造」と「材料」の融合技術を軸に、粘着技術を深く掘り下げます。粘着テープを製品に上手に使うノウハウ(NEEDS)の伝授と、顧客のニーズに合う開発・設計(SEEDS)の両視点から、粘着という接合技術をテーマに解説します。
【習得できる知識】
・粘着シート開発の基礎とその提案のポイント
・粘着シートの活用方法、設計のポイント