【 LIVE配信・WEBセミナー】

環境配慮のための天然素材・複合材料の開発動向、および市場展開

~放置竹林問題への取り組みと、木質系原料を用いた材料開発~

★2024年6月19日WEBオンライン開講。【①元住友化学・今井氏】【②京都府立大学/日本木材学会理事・古田氏】【③九州工業大学・安藤氏】【④理研ビタミン株式会社・稲垣氏】 高分子、コンポジットの専門家4名が天然素材における複合材料の現状と今後の展望について解説する講座です。

■本講座の注目ポイント
 ★高分子複合材料設計の基礎概念に関する知識
 ★放置竹林問題に見受けられる木質バイオマスの資源化や取り組みについて
 ★木質系材料・WPRCの様々な材料開発の動向
 ★コンポジット材料を高機能化するための界面活性剤
セミナー番号
S240654
セミナー名
天然素材コンポジット樹脂
講師名
  • 第1部  元住友化学  株式会社AndTech 技術顧問  今井 昭夫 氏
  • 第2部  京都府立大学大学院  生命環境科学研究科環境科学専攻 生物材料物性学研究室 教授・研究科長・企画戦略部長  古田 裕三 氏
  • 第3部  九州工業大学  生命体工学研究科 准教授  安藤 義人 氏
  • 第4部  理研ビタミン株式会社  化成品技術第2グループ  稲垣 啓介 氏
開催日
2024年06月19日(水) 11:00-16:45
会場名
※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です
受講料(税込)
【1名の場合】60,500(税込、資料作成費用を含む)
2名以上からは1名につき、16,500円となります。
※受講料の振り込みは、開催翌月の月末までで問題ありません
詳細

定員:30名

※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたします。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。

※ セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURL、事前配布資料のパスワードについて、別途メールでご案内いたします。基本的にはマイページからのダウンロードの流れとなります。なお、事前配布資料については、講師側の作成完了次第のお知らせになりますので、この点、ご理解のほどお願い申し上げます。

※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。

※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。

※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。

※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。

※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。

※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。


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【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】

≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫

【第1講】 天然コンポジット樹脂の課題と市場動向

【時間】 11:00-12:00

【講師】元住友化学 株式会社AndTech 技術顧問 今井 昭夫 氏

【講演主旨】

 今日、高分子材料は、市民生活に不可欠な材料となっており、市場の軽量化要請に対応するために従来の金属材料や無機材料からの代替も進行してきた。一方、昨今の炭素循環化・非化石資源への転換の要請により、石油由来の樹脂から植物由来樹脂への置換が求められている。自動車部材や家電・電子機器ハウジングなど、耐衝撃強度・剛性が求められる分野では、高分子材料と他の充填剤・繊維等の複合体=高分子複合材料が使用されているが、この分野でも非化石原料への転換が望まれている。本講座では、高分子複合材料設計の基礎的な考え方を復習し、同時に最近の天然由来材料を適用した「天然コンポジット樹脂」の開発動向と課題についても紹介・解説する。

【習得できる知識】
 ①高分子複合材料設計の基礎概念に関する知識
 ②高分子材料/充填材料の情報知識
 ③植物由来樹脂の実用化動向/炭素循環に関する知識

【講演キーワード】
 植物由来、バイオマス、セルロース、炭素循環、樹脂複合材料、分散、界面強度

【講演のポイント】
 高分子複合材料設計の基礎概念を習得し、高分子材料/充填材料の情報知識を重ね合わせることにより、植物由来樹脂やバイオマス由来充填繊維の情報に基づく天然コンポジット樹脂実用化の開発方針・企画を策定し得るレベルへの到達を図る講座としたい。


【プログラム】

1.高分子複合材料とは?      
 1-1 高分子複合材料の定義
 1-2 高分子複合材料の技術開発の歴史
 1-3 高分子複合材料における材料設計の考え方
    ・材料設計と構造設計の同時性
    ・複合材料における階層性
 1-4 高分子複合材料設計関連技術
    ・高分子の混練、充填剤の分配と分散、

2.高分子複合材料の種類と選定
 2-1 高分子基材の種類と選定
 2-2 充填剤・繊維の種類と選定
 2-3 収束剤、変性剤、改質剤の選定・設計、繊維の配合と成形
 2-4 繊維の補強効果
    ・補強の理論
    ・補強効果の発現条件

3.天然素材の適用と複合材(コンポジット)の開発動向
 3-1 植物由来樹脂
 3-2 植物繊維コンポジットの実用化
 3-3 CNF複合材料の自動車用途への展開検討

4.天然コンポジット樹脂の課題
 4-1 技術的課題
 4-2 事業化のための課題
【質疑応答】



【第2講】 木材・竹をはじめとする木質資源の利活用の重要性・現状・将来

【時間】 13:00-14:15

【講師】京都府立大学大学院 生命環境科学研究科環境科学専攻 生物材料物性学研究室 教授・研究科長・企画戦略部長 古田 裕三 氏

【講演主旨】

 木質系材料は、原料とする木材が再生産可能であること、木材の中に炭素固定を行っているため大気中の二酸化炭素の減少に繋がること、材料製造時のエネルギー消費量が金属等の他材料と比較して極めて低いことなどから、近年、環境配慮型材料としてますます脚光を浴びています。このような中、2010年には「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」が決定し、建築用材料として木材の利用が推奨される時代になっています。
 本節では、日本における森林資源の現状や歴史、木材の環境配慮性、放置竹林問題の原因と現状、木材の基本的な性質、木質系材料の特徴・利点について概説したのち、WPRCについての特徴やWPRCをはじめとする木質系材料の標準化の現状、木質系原料を用いた様々な材料開発の動向等について概説します。

【習得できる知識】
 ①木質系材料の基礎知識 
 ②木質系材料の現状と新規開発の糸口
 ③木質系材料の重要性(社会的、政治的側面など多様な観点から)
 ④木材・プラスチック再生複合材(WPRC)を中心とする技術・研究・標準化の現状

【講演キーワード】
 木材、木材の基本的性質、放置竹林、木質系材料、木材・プラスチック(再生)複合、WPRC

【講演のポイント】
 大学教授であるとともに、木質建材(木材・プラスチック再生複合材、調湿・高機能建材など)に関わる標準化(JIS化、ISO化)の主査,木質系材料が関わる学協会の理事や支部長などを兼任・歴任していることから、幅広い視点から学べるとともに、重要な部分は深く学ぶことができます。

【プログラム】

1.木質資源利用の重要性
 1-1. 森林・木材利用と地球温暖化を始めとする地球環境問題の関係
 1-2. 木造住宅・木材のいいところ
 1-3. 放置竹林問題の原因と現状

2.木材の基礎的な性質
 2-1.木材の組織と構造
 2-2.木材の物理的性質

3.木質系材料の特徴・利点
 3-1.様々な木質材料とその利用
 3-2.木質材料と構成エレメント
 3-3.様々な木質材料の各種性質

4.木材・プラスチック複合材(WPC)及び木材・プラスチック再生複合材(WPRC)の技術・研究に関する現状と課題及び標準化の取り組み

5.まとめ~未利用木質系資源の有効活用に向けて~

【質疑応答】




【第3講】 木質バイオマス/竹を素材にした機能性材料の開発

【時間】 14:30-15:45

【講師】九州工業大学 生命体工学研究科 准教授 安藤 義人 氏

【講演主旨】

 地球温暖化、バイオマスの活用、CO2の固定化に関する研究は、今後の社会基盤となる技術であり、資源の少ない日本にとって重要である。例えば、北九州市は、全国の中でも重工業地帯であり、鉄鋼産業やセメント産業が中心の都市である。ところが、これらの産業は大量のCO2を排出しており、北九州市のCO2排出量の割合が、日本全体の割合に比べて大きい原因の一つである。
 そこで視点を変えてみると、西日本において課題となっている竹林は、地域から排出されるCO2を吸収する再生産性の高い材料と捉えることができる。東日本の山林の間伐材も同様である。このような木質バイオマスから高付加価値なセルロースナノファイバーを作る技術を実用化、また抽出されるセルロースやリグニンを活用した環境にやさしい材料の開発は石油由来製品やエネルギーの削減に重要である。
 本講演では、これらの活動を基盤にして地域産業へ展開するために産学官と協力して環境・地域課題に対して3方良しの環境調和型ゼロ・カーボンサイクルを生み出すために活動を紹介する。

【習得できる知識】
 ①木質バイオマスの活用に向けた課題
 ②課題に向けた取り組み方

【講演キーワード】
 地域資源、セルロース、ナノファイバー、繊維強化樹脂、資源循環、マテリアルリサイクル、未利用農業資源、廃棄物

【講演のポイント】
 木質バイオマス、特に近年では竹に関する資源材料化に関する技術、木質バイオマスの主要成分であるセルロース、リグニン、ヘミセルロースの抽出への取り組みと材料への応用をおこない、付加価値化へのアップグレードサイクルへの取り組みを紹介する。


【プログラム】

1.未利用農業資源

 1-1 木質バイオマスの現状
 1-2 放置竹林の課題

2.地域課題への取り組み
 2-1 北九州市の特徴と課題
 2-2 北九州市との取り組み

3.木質バイオマスの資源化
 3-1 竹からセルロースの抽出およびセルロースのナノファイバー化による高付加価値化
 3-2 セルロースの材料への利用
 3-3 竹から抽出されたリグニン成分の利用

4.まとめ(産学官での取り組み)
【質疑応答】




【第4講】 コンポジット材料における低分子界面活性剤、高分子型界面活性剤の特徴と適用効果

【時間】 16:00-16:45

【講師】理研ビタミン株式会社 化成品技術第2グループ 稲垣 啓介 氏

【講演主旨】

 コンポジット材料を高機能化するために、当社の樹脂向けの界面活性剤について紹介する。
 当社では低分子界面活性剤と高分子界面活性剤という呼び方をしており、前者は石けんのような一般的な界面活性剤のことを指す。その分子量の低さから、成型品表面に移動し、帯電防止性などの機能を発現する。後者はポリマー型の界面活性剤であり、ポリプロピレンセグメントと機能性セグメントからなる。その分子量の大きさから樹脂内を移動せず、永久的に機能を発現する。主な機能としては異種材料間の相溶化能である。

【習得できる知識】
 ①コンポジット材料を高機能化するための手法
 ②低分子及び高分子の界面活性剤についての知識

【講演キーワード】
界面活性剤、マレイン化PP、MAPP、相溶化剤、凝集防止、衝撃改良、CNF


【プログラム】

1.理研ビタミンのご紹介

2.低分子界面活性剤
 2.1 界面活性剤とは
 2.2 帯電防止剤、防曇剤
 2.3 CNF凝集防止剤
 2.4 滑剤
 2.5 そのほかの機能付与

3.高分子界面活性剤
 3.1 高分子界面活性剤等とは
 3.2 マレイン化PP
 3.3 エマルションタイプ
 3.4 マレイン化PLA
 3.5 エーテル結合タイプ
 3.6 耐衝撃改良/低融点マレイン化PP
 3.7 その他の高分子界面活性剤
 3.8 環境対応への取り組み
【質疑応答】



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