パワエレ制御とマイコン実装の基礎技術 ~開発フローを通じて制御設計からソフト検証までを体系的に学ぶ入門講座~
★2025年7月28日WEBオンライン開講。株式会社プリンシパルテクノロジー 大羽 規夫 氏が、 パワエレ制御とマイコン実装の基礎技術 ~開発フローを通じて制御設計からソフト検証までを体系的に学ぶ入門講座~ について解説します。
■本講座の注目ポイント
★本講座は、初学者や新規参入企業の技術者がパワエレ制御開発に自信を持って取り組めるよう、「実務に直結する基礎力」の習得を目的とした講座です。パワーエレクトロニクス制御の全体像を体系的に理解し、フィードバック制御の設計からマイコン実装、さらにHILSによる制御ソフト検証までを一貫した開発フローで学べます。パワエレにおける「変換回路技術」と「制御技術」の役割を明確に区別し、特に「電流制御」を軸に、制御設計の基礎と、実装時に重要となる離散化およびマイコンの機能について解説します。
- 株式会社プリンシパルテクノロジー 代表取締役 大羽 規夫 氏
【1名の場合】45,100円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。
定員:30名
※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたしますので、しばらくお待ちください。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。
※ セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURL、事前配布資料のパスワードについては、別途メールでご案内いたします。基本的には、事前配布資料はマイページからのダウンロードの流れとなります。なお、事前配布資料については、講師側の作成完了次第のお知らせになりますので、この点、ご理解のほどお願い申し上げます。
※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。
※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。
※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。
※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。
※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。
※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。
キャンセルポリシー・特定商取引法はこちら
セミナーに関するQ&Aはこちら(※キャンセル規定は必ずご確認ください)
【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】
■本セミナーの主題および状況
★初学者や新規参入企業の技術者が、パワエレ制御開発に自信を持って取り組めるよう、「実務に直結する基礎力」の習得を目的とした講座になります。パワーエレクトロニクス制御の全体像を体系的に理解し、フィードバック制御の設計からマイコン実装、さらにHILSによる制御ソフト検証までを一貫した開発フローで学べます。パワエレにおける「変換回路技術」と「制御技術」の役割を明確に区別し、特に「電流制御」を軸に、制御設計の基礎と、実装時に重要となる離散化およびマイコンの機能について解説します。
■注目ポイント
★パワエレ技術を構成する要素と制御技術の位置づけについて学習、習得できる!
★パワエレ特有の変調とスイッチングを制御理論に統合する考え方について学習、習得できる!
★制御性能解析の指標は指令値追従性と外乱抑制性について学習、習得できる!
★デジタル制御で用いる積分演算のC言語実装について学習、習得できる!
講座担当:齋藤順
≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫
【時間】 13:00-17:00
【講師】株式会社プリンシパルテクノロジー 代表取締役 大羽 規夫 氏
【講演主旨】
本講座は、パワーエレクトロニクス制御の全体像を体系的に理解し、フィードバック制御の設計からマイコン実装、さらにHILSによる制御ソフト検証までを一貫した開発フローで学ぶ入門講座です。パワエレにおける「変換回路技術」と「制御技術」の役割を明確に区別し、特に「電流制御」を軸に、制御設計の基礎と、実装時に重要となる離散化およびマイコンの機能について解説します。初学者や新規参入企業の技術者が、パワエレ制御開発に自信を持って取り組めるよう、「実務に直結する基礎力」の習得を目的とします。
【プログラム】
1.パワエレ制御の全体像
パワエレ技術は、「変換回路技術」と「システム制御技術」という2つの本質的な要素で成り立っています。変換回路は、変調と半導体スイッチングによる高効率アンプとして機能し、主に高周波領域を扱います。一方、システム制御技術は、この高効率アンプを使って目的に沿ってシステム全体を制御するもので、対象となるのはスイッチング周波数よりも低い周波数帯です。本章では、この周波数スケールの違いや役割分担を明確にし、パワエレ制御の全体像を直感的に理解できるよう整理します。
2.電流制御で学ぶ制御設計の基礎
パワエレ制御の中心にある「電流制御」を題材に、制御設計の基本概念を学びます。ブロック線図、伝達関数、外乱補償といった基礎理論に加え、指令値追従性よりも外乱抑制性能が重要であるという現実的な観点もお伝えします。さらに、電圧制御や速度制御を実現する多重ループ制御でも同じ設計原理が適用できる手法を紹介します。
3.制御ソフトのマイコン実装とHILS検証
電流制御の実装に向けて、離散化・サンプリング、デジタル積分器といった重要な基礎知識を整理します。デジタル制御をC言語で実装する際のポイントや、マイコンに求められる周辺機能(AD変換、PWM、割込み等)についても解説。さらに、リアルタイム性の確認やバグ検出に有効なHILSによる制御ソフト検証手法も紹介し、実務的な開発の流れを具体的に学びます。
【キーワード】
パワーエレクトロニクス、電力変換、制御工学、古典制御、電流制御、フィードバック制御、変換回路、マイコン、PWM、パルス幅変調、AD変換、HILS、組込み、離散化、標本化、オイラー法、C言語
【講演の最大のPRポイント】
パワエレ装置のシステム設計と組込み実装に精通し、開発実務と技術者育成の両面で豊富な実績を持つ講師が担当。製品開発の現場で得た知見と若手育成経験を活かし、制御設計からマイコン実装、HILS検証まで、実務に直結する基礎力を効率的に学べる内容です。
【習得できる知識】
・ パワエレ技術を構成する要素と制御技術の位置づけ
・ パワエレ制御の開発に欠かせない2つの基本スキルとは
・ パワエレ特有の変調とスイッチングを制御理論に統合する考え方
・ 制御性能解析の指標は指令値追従性と外乱抑制性
・ デジタル制御で用いる積分演算のC言語実装
・ マイコンを使ったパワエレ制御の実装とHILSによる動作確認の事例